あなたへの贈り物 (ページ8)

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7本目ページ8

先生「お～い、高橋～」

お昼休み、お弁当を3人で食べていると優斗が先生に呼ばれた

説教？

先生「放課後さ～、渡さなきゃ行けない資料沢山あるから教室残ってて～」

なんだ、違うのか

転校初日に説教とか、絶対いじれたのに

高橋「何ガッカリそうな顔してんの！？ねぇ！」

「全然してないけどー？」

瑞稀「してないし、目おかしいんじゃない？」

瑞稀がツンっとそっぽを向く
私たちが謝ってもこちらをむくことは無く硬直してるようだった

高橋「？どうしたの瑞稀くん」

瑞稀「…A、

扉の方、みろ」

はぁ？と思い瑞稀の視線を辿る

「あっ、お兄ちゃん！！」

なんだ、お兄ちゃんか
瑞稀はお兄ちゃんのなにに驚いてるんだ？

「瑞稀、どうしたの？」

瑞稀「いや…その、

とりあえずお兄ちゃんの方いって！」

「う、うん？じゃあ、行ってくる」

あからさまに焦っている、なにかに怯えている瑞稀を心配しながらもお兄ちゃんのところへ行く

涼「A～！！久しぶり！」

「朝あったけどね！

てか、瑞稀になんかしたの？」

自分で言うのもあれだが、お兄ちゃんには結構愛されてる

私がちょっとお願いすれば大抵のことはやってくれる

…はず！