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プロローグ ページ1

私たちは突然出会った。



看護師として働いていたのだが、病院勤務も今日で終わり。


韓国で忙しく看護師をしていたので、十分に生活出来るお金はある。


だから仕事はお休みして、少し自由になろうかなって。



明日は何しようかと考えていた時。



電車の中で体調が悪そうな男の子を見つけた。



聡:はぁ…はぁ…ゴクッ…



隅で座り込んでるから


酔っちゃったのかな?大丈夫かな?



聡:ゲボッ…ビチャビチャ…



あー吐いちゃった。



A大丈夫ですか?これ、袋使ってください。



聡:ごめんなさいっ…うえっ…ビチャビチャ



こういう時って仕方ないけどさ…周りの目が怖すぎるよね。



A:酔っちゃいました?



聡:体調…悪い日が続いてて。病院から抜け出しちゃいました…



まさかのまさかだったけど。



とりあえず吐瀉物を綺麗にして、駅の近くの公園でお話することにした。

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作者名:聡姫 | 作成日時:2019年8月20日 23時

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