幼馴染48日目 ページ1
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夢を見た、気がした
『...』
「お目覚めかい、おはようヒメカ。よく眠っていたね！」
『...うん』
「眉間に皺が寄っていたけど、夢でも見ていたのかい？」
『夢...？あぁ、そう...見てた、気がするんだけど』
「？」
『覚えてないや』
ポカン、としているルークの顔にすこし笑いが込み上げ小さく吹き出す
夢は覚えてないけど、なんだかいいものではなかった気がする。...なんていうか、黒？かった気がする。
たかが夢、なのになんだか気になった。
「随分悩んでんじゃねぇか」
『ｲｯ…くりしたぁ』
「おや、気づいていなかったんだね。レオナくんは君の隣にずっといたよ」
『え゛』
「んだよその反応は」
『レオナさんが...午前から授業に...？』
明日は雨でも降るんだろうか
本人に直接伝えたら尻尾ではたかれた。
「自分で言うのもなんだが、私がいるのに近くに来てくれるとは思わなかったよ！」
「はっ誰が好き好んでお前の近くに行くかよ。
誰かさんが変な目で寝てる草食動物を狙ってたから助けてやったんだ」
「おや、随分優しくなったものだね。何かあったのかな？」
「なんもねぇよ。...ただ横取りされたら面白くねぇだろ？」
「横取り、か。...ふふ、それはそれで楽しそうだね」
『なぁ〇〇(イグニハイド寮生)、こっち来て一緒に座ろうよ』
「ﾑﾘﾑﾘﾑﾘﾑﾘ。副寮長なら大丈夫だ。いける。巻き込まないで」
『…』
「僕はイベに走りにいくから……ｯﾋ、ま、前向いた方がいいよｯ」
『えぇ…』
2限目が始まる少し前になり、後ろを向いていた私は前を向き、やっと横の2人が落ち着きレオナさんは隠すことなく大欠伸をした。
今更だが、ルークとレオナさんという珍しい組み合わせにより私たち3人が座る席の周りには誰も寄り付かない。空席はあるのに、わざわざみんなして離れたところに座っていく
そりゃこんな2人の近くとか座りづらいよね。
『レオナさん2限も受けるんだ』
「...魔法史は単位がやべぇってラギーがうるせぇんだ」
『うわ。単位の管理もしてくれるとか…もっとあの子に優しくしてあげて』
「俺は十分優しいぜ？試してみるか？」
『見返りが怖そう。遠慮しとく』
「なんの話をしているんだい？私も混ぜておくれ！」
『さっきまであっちのサバナ寮生観察してなかったっけ…』
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ふわな - コメント失礼します！更新大変だと思いますが、応援しています！！ (2021年11月14日 12時) (
レス) @page43 id: 7054f2498a (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - 更新ありがとうございます！尊い〜〜〜結婚してくれ〜〜〜〜〜！！！！ (2021年10月28日 10時) (レス) @page37 id: 9ddbd12039 (このIDを非表示/違反報告)
ちた - 修正コメント失礼します。77日目が消えています。 (2021年10月17日 0時) (レス) id: daa16f4a74 (このIDを非表示/違反報告)
柳(プロフ) - 更新ありがとうございます！最高です！ (2021年10月6日 21時) (レス) @page27 id: 9ddbd12039 (このIDを非表示/違反報告)
ラピス(プロフ) - 訂正コメント失礼します。幼馴染60日目のディアソムニアあるあるとありますが、イグニハイドあるあるではないでしょうか？ (2021年8月25日 21時) (レス) id: 2aba3889f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沼ってます | 作成日時：2021年7月9日 22時
