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丸太で筋トレ ページ27

「ねぇなんで私避けられてんの」

村田「お前が化け物みたいにどんどん進んでくからじゃねぇの」



ドスン、と音を立てて担いでいた2本の丸太を地面に落とす。砂埃が舞い、隣で1本の丸太に苦戦する同期に被害が及んだ。

明らかな周りからの視線に、私の繊細な心は荒ぶっている



村田「お前、初日でそのペースヤバいんだって…」

「何何〜村田クン、もしかして置いていかれるの寂しい?」

村田「は?」

「サーセン」



丸太をもち上げようと足をガクガクさせる村田に睨まれたと同時に、自身の丸太を増やして一気に三本持ち上げる

会話をしつつも稽古は決して怠らない。




(オラァッ)



三本の丸太が持ち上がった瞬間、またいくつかの視線が集まった
ちなみに隣の村田はやっと地面から一瞬だけ丸太が浮いた(村田歓喜)

周りの視線に微妙に居心地の悪さを感じながらも丸太を地面に置き、垂れてきた汗を拭う。


先程村田が言った通り、初日で滝修行と丸太訓練を終えたのだが…ちょっと飛ばしすぎたらしい

もう何日も丸太を担げられない隊士に、コツを教えてくれだのと縋られたりした。
だがしかし、私の場合無心あるいはムカついた事を思い出し原動力に変えている、ということしか言えなかった

結論、気合いだ。(脳筋)




「ふぅ…」

村田「ちくしょう…また今日も上がらなかった」



「…飯、いこ」



日が沈み始め、ちらほらと稽古をしていた隊士達がそれぞれ稽古を切り上げ始める。例に漏れず、私らも切り上げる準備を始めて行く。



周りの空気は重い


スイスイと進んでしまう自分からしてみれ、いたたまれない。




なかなか次の稽古に進めない者は数知れず。
ひとつの稽古に停滞している時間が長ければ長いほど、日に日に絶望感や嫌気、諦めが増していくのだろう

そして人にもよるだろうが、後から参加した奴にさっさと先を越されれば面白く思わない奴だっている。




(…やっぱり減ったな)







私が来た時より明らかに隊士の数が減った

歳を感じた→←久しぶりのサラツヤ



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かりん - なー@鉛筆さん» めっちゃわかります!himeka8170様、更新応援してます! (2020年8月29日 9時) (レス) id: c30d21e2cb (このIDを非表示/違反報告)
himeka8170(プロフ) - ふぐ太さん» コメントありがとうございます!最近迷子になりつつあり更新スピードナメクジになりつつありますが、無事完結出来るよう頑張ります! (2020年8月8日 20時) (レス) id: 995afcfe76 (このIDを非表示/違反報告)
ふぐ太 - …!!題名でびびっときて、読んでみれば…………………神作じゃないっすか(昇天)。応援してます!更新頑張って下さい!!! (2020年8月8日 16時) (レス) id: 0b66878cc1 (このIDを非表示/違反報告)
himeka8170(プロフ) - なー@鉛筆さん» うぉぉありがとうございます!まだかまぼことか主要キャラと絡ませてないんですけど絡ませていこうと思います!モチベになりました! (2020年7月14日 21時) (レス) id: 55697dfc25 (このIDを非表示/違反報告)
なー@鉛筆(プロフ) - すみません、題名に釣られ来てみたらあらまぁ、なんでしょうこの私好みの作品は(白目)同期が村田さんってことは炭治郎にとっては夢主ちゃんは先輩...?とても面白すぎました、有難うございます(?)更新楽しみに待っております。頑張ってくださいね!! (2020年7月11日 21時) (レス) id: 0ed445bc17 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沼ってます | 作成日時:2020年6月1日 12時

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