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今私の見ている世界は、反転している
ガープ中将に頼まれた通り、私は書類を届けに来た
『失礼致します。書類を届けにまし、ッ』
部屋に入ってまず目に入ったのはセンゴク元師
元師の忘れ物だと言っていたからラッキーと思いながら近づこうとした途端
世界が、反転………いや、私が宙吊りになった
え、と驚きの声も出ず固まっていれば
貴様っ！何をしちょる！と怒る赤犬大将の声が聞こえた
もっと言って！
「さっきからつまらねェ話ばっかりしやがって。少しくらい遊んだっていいだろ？」
「なんじゃとっ！」
「大丈夫〜？ヒメかちゃん」
宙吊りのまま、改めて部屋の中を見渡せば
なんとまさかの王下七武海のメンバーに元師と三大将の方々
か、会食って王下七武海との会食なんですか！？
心の中で聞いてねぇぞ！とガープ中将に悪態をつく。届くこともなければ直接言えることもない
豪華メンバー過ぎて何も言葉が出ないがとりあえず青雉大将には、大丈夫です…と返答をしておいた
ついでに預かっていた書類も無事なうちに青雉大将に渡した
『……私遊ばれてるんですか？』
「そうみたいだねぇ。わっし達を見下ろすのなんて最初で最後かもしれないから楽しんでおくといいよォ」
『えぇ……はい』
黄猿大将は私を助ける気はさらさらないらしい
全員座っている中一人宙にぶら下がっているから確かにこの場で1番目線が高いけど、
”あの”王下七武海の視線を浴びながらこの状況を楽しめるほど私の神経は図太くない
正直なとこチビりそうだ。
どうしたもんかな、と丸腰できたことに後悔していれば勝手に体が引き寄せられていく
一体どんな原理でこうなってる訳
不思議体験真っ最中のなか、あっという間に目の前にイカついサングラスをしたドンキホーテ・ドフラミンゴの顔
確かこの人はイトイトの美を食べた能力者で…あぁ、なるほど(納得)。一瞬で解決し、同時に
あぁ、引き受けるんじゃなかった。と後悔した
(今すぐ逃げたい)
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よもぎ杏(プロフ) - ヒメかちゃんが可愛くて話も読んでて、元気になれます！更新ゆっくり待ってます。 (2022年11月5日 10時) (
レス) id: 3c2e0a45eb (このIDを非表示/違反報告)
濠 - とっても面白いので更新頑張ってください！！ (2022年9月14日 19時) (レス) @page33 id: 921f0987d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沼ってます | 作成日時：2022年8月21日 15時
