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『ありがとうございました』
「あぁ…しかし、やつを追ってここまで来るとはな」
『ふふ、そうですね。今では私の方が階級は上ですが、彼が私に生きる目標をくれました』
「…うむ」
見せてくれた資料も一通り目を通し終わり聞き出せる情報は全て教えてもらった
彼はなんと海軍の中佐でとてもドジ。結構なヘビースモーカーでよく肩を燃やしていたのだとか。
一体どういうことなんだと聞いたが、そういう事だと返ってきた。よく分からなかった
そして
マリンコードは01746
名前はドンキホーテ・ロシナンテ
階級は中佐、センゴク元師の部下
だったのだとか
まともに話したのは最初に助けてくれた時、迎えの船を待つ時に色々な話をした。
2回目なんて状況が状況すぎて会話なんて呑気なものは出来なかったけど、
また会いたいという気持ちだけでここまで来れた
そして今新しい目標が見えてきた
お礼を伝え執務室を出る際サカズキ大将とすれ違った
相変わらずの威圧感。この人の部下じゃなくて良かったと何度思ったことか
この人の正義は私の性に合わないし、合わせる気もないから必要最低限関わってこなかった
私は良い海賊と悪い海賊を分けるがサカズキ大将は海賊は全て悪と見なす、まず私の普段の行いを認めてもくれない
関わると面倒だな、さっさとお暇しよう
敬礼し、自分の前を通り過ぎたのを確認してから部屋を後にしようとした
「……おい」
『！？』
低い声に呼び止められ足を止める
私が良い海賊だからといって見逃していることがバレたか？それとも悪事を働いたからといって海兵をノしたことを注意されるのだろうか
これまでの事はどうにかガープ中将によって上にいかないようにしていたけど、ついに…
恐る恐る大将の方を向き直る
「落としもんじゃァ」
『っ、ありがとうございます』
声、震えてなかったよな？
手渡されたボールペンを受け取り、再度敬礼して今度こそ部屋を出た
………嫌な汗かいた。めっちゃこえー！なんだあの威圧感たっぷりのおじさん！
普段ガープ中将という割とアットホームな上司なおかげであの威圧感に触れてこなかったけどマジで怖すぎるだろ
チビるかと思った
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よもぎ杏(プロフ) - ヒメかちゃんが可愛くて話も読んでて、元気になれます！更新ゆっくり待ってます。 (2022年11月5日 10時) (
レス) id: 3c2e0a45eb (このIDを非表示/違反報告)
濠 - とっても面白いので更新頑張ってください！！ (2022年9月14日 19時) (レス) @page33 id: 921f0987d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：沼ってます | 作成日時：2022年8月21日 15時
