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家政婦さん ページ26





side 紫耀







「おばあちゃん、ただいま」




午後11時。


周りのお家は少しずつ電気が消えて、寝静まってくる頃。









「明日はお仕事ないのかい?」

『明日は・・・あったような気もするけど、、ないような気もします笑』




おかえり、いつもそう笑顔で迎えてくれるおばあちゃんは誰かと楽しそうに話してて。


心なしかさくの声に聞こえるような、、





ふはっ、俺どんだけさくのこと好きなんだよ笑


最近は1人での仕事が多くて、メンバーにもなかなか会えなくて。









「ばあちゃん〜!って・・・えっ?!」



玄関入って長い廊下を歩いて

リビングへと繋がる扉を開けたら









『紫耀!おかえり!』

「おかえり〜」



そこにいたのは、笑顔のさくとばあちゃんだった。









「いや、何してんの?!」

『細かいことはいいから!

手洗いうがいして、お座り!!』

「いや、俺犬じゃないわ笑」




さっきまでしんどかったのが嘘みたいに

さくの笑顔を見た瞬間に、俺の心は晴れやかになってく。









『紫耀!!ここ来て!!

じゃじゃーん!!雨宮特製、オムライスです』

「えっ?」




どこからかぴょこぴょことオムライスの皿を持ってきて、嬉しそうに俺の前に置いて。

真正面に座っては、俺をじーっと見つめて








『紫耀、いつもお疲れ様です!

たくさん頑張ってくれて、ありがとう』

「ごめっ、少しだけ充電させて」

『少しじゃなくて、いっぱいでいいよ』






俺がさくを抱き締めれば、

華奢な腕を一生懸命、俺の背中に回してて。



そんな可愛すぎることすんなよ







『・・・さく』



俺の腕の中にいるさくに目をやれば、寝息を立てて眠っていた。








「紫耀、さくちゃんが作ったオムライス食べてあげな?

一生懸命作ってたで」






机に目をやれば、ケチャップでハートが描かれたオムライスが目に入って


気持ちよさそうに眠るさくを俺のベッドに運んでから、席に着いた。








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ひめ(プロフ) - miku_O_dayさん» こんばんは!廉くんとのデートをQueen&Princess4で書かせて頂きました!!遅くなってしまい、申し訳ありません(汗) もしよかった見てくださいね☆これからも応援よろしくお願いします!! (2019年12月2日 18時) (レス) id: 2ffb972cd7 (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - ひめさん» リクエストありがとうございました!!移行先の方で書かせて頂いているので、よかったらチェックしてみてください☆またリクエストお待ちしております!! (2019年10月6日 13時) (レス) id: 2ffb972cd7 (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - Konaさん» わざわざありがとうございます(*´罒`*)なんか中途半端に終わりましたが、また続きを書く予定なのでよかった見てください! (2019年9月28日 12時) (レス) id: 2ffb972cd7 (このIDを非表示/違反報告)
Kona(プロフ) - ありがとうございます!とても面白かったです^ ^ (2019年9月28日 10時) (レス) id: 3ccb0cad1c (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - Konaさん» コメントありがとうございました!移行先の3の方で、書かせて頂きました☆*°あんな感じでよかったでしょうか、、?移行先でも応援よろしくお願いします!! (2019年9月28日 10時) (レス) id: 2ffb972cd7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひめ | 作成日時:2019年8月3日 4時

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