Queen＆Princess 2

廉、CAになりますの巻 ページ2

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『いやだっ！ぜっったいに嫌だ！！！』



永瀬だけがいない楽屋で響く、雨宮の大きな声。









紫耀「平野の映画決まった時のさく、そんな風に言ってくれなかったぁ」


海人「かいの映画の時もぉ〜」


優太「だよなっ？！廉ばっかずるいよな？！」


勇太「本当にうるさいから黙って。」






どうやら雨宮は、永瀬がCAたちに囲まれて撮影することが気に入らないらしい。









『あんな美人の人たちと撮影とか、もう恋じゃん！恋に落ちちゃうじゃんかっ！！』




ガチャ、そんなときに開いた楽屋のドア。









廉「さく、外まで声聞こえとったけど何があったん？」


『全部廉のせいだからっ！』


廉「はっ？なんでなん？」




1人で騒ぎ立てる雨宮に、状況が一切読み込めない永瀬。









紫耀「え、俺のドラマとか映画のときさ？！

ハグしてもキスしようとしてもなんも言ってこなかったよな？！」


優太「まさかさ、、、

俺らって、眼中にない感じ？」


海人「うわぁ、廉のくそっ〜」


勇太「だからさ、うるさいって」





こちらはこちらで、悩みに悩まされてる3人。


なんともカオスな状態だ。









海人「ねぇっ！何でじんはそんなに余裕なの？！」



食い気味に聞く�盒兇法⇔辰卦い粉蕕靴瞳搬咾鬚い犬訖正椹�。









『紫耀も岸くんもかいちゃんも廉も、どうして胸きゅんスカッと出ちゃうの？！

カッコよすぎて鼻血出るかと思った』



『じんくん、映画であんな風に女優さんと引っ付かないでよ！

美男美女だから絵になるんだよなぁ、、』



『ううっ、いいなぁ、、

役でもいいからみんなの彼女役とかやりたい、、』






メンバーたちが恋愛系に出る度に、毎回悶えてる雨宮。


そして、その話の相手は毎回神宮寺なのだ。








神宮寺「余裕がない男ってカッコ悪くね？」



「「「、、、。」」」









余裕があるわけでもなんでもない。


雨宮の本心をいつも聞いてるから、安心してるだけなのだ。


もし、この聞き役が他のメンバーだったら


神宮寺、きっとあなたもあっち側の人間だろう。









◇

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