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Stoory80 ページ36

〜キキside〜

海のさざ波の音が、心地よい。

私とトンボは、浜辺に座った。

そして、その後ろに自転車と羽根を置き
飛行船を眺めた。

トンボ「いいなぁ。
あんなので、世界1周できたら最高だろうなぁ。

…ねぇ、初めて空飛んだ時どんなだった?」

キキ「覚えてないの。
とても、小さかったから。

でも、ちっとも怖がらなかったって
母さんは、言ってたけど。」

トンボ「あーぁ…。
僕も魔女の家に生まれれば良かった。

キキなんか、ほうきでつぃーだけどさ
僕なんか、これだもんな。(ハァハァ」

と、自転車で漕いでいる真似をした。

キキ「フフフ)私のは、仕事だもん。
楽しいことばかりじゃないわ。」

トンボ「そうかなぁ。才能を生かした仕事だろ?
素敵だよ。」

キキ「私、ちょっと自信をなくしてたの。
でも、今日ここに来て良かった。
海を見てると、元気になれそう。」

トンボ「良かったら、いつでも連れてきてやるよ。
訓練をかねてね。」

と、トンボは腕に力をいれた。

キキ「トンボっていい人ね。」

トンボ「あれ?
今頃気がついた?」

キキ「だって、はじめ不良みたいだった。」

トンボ「おふくろがさ、よく言うんだ。

『この、不良息子!
空ばかり見てないで、勉強しろ!」ってね。」

キキ・トンボ「アハハハハハハハハハハ)」

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姫華(プロフ) - 歌い手大好き人間さん» コメント、ありがとうございます(^^)これからも、応援よろしくお願いしますw (2016年1月24日 14時) (レス) id: efdbb500a0 (このIDを非表示/違反報告)
姫華(プロフ) - RIRIさん» リミちゃん、ありがとう。頑張るね(*^^*) (2015年12月5日 16時) (レス) id: efdbb500a0 (このIDを非表示/違反報告)
歌い手大好き人間 - 続き、待ってます! (2015年12月2日 20時) (レス) id: 2d25ce7719 (このIDを非表示/違反報告)
RIRI(プロフ) - 続編おめでとう♪更新率が良すぎて、うちも見習わなくちゃ!w いつも楽しみに続きを待ってます(*´▽`)ノ (2015年11月15日 20時) (レス) id: c2153e6972 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:姫華 | 作成日時:2015年11月14日 21時

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