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來side
ｶﾞﾗｯ＿＿＿＿
來｢ったく…仲が良いんだか悪いんだか…｣
俺は部屋に入るなりAの両端で寝息をたてている部下にため息をもらした。
隣にいる青眼もまた、その後継を微笑ましそうに、どこか羨ましいそうに見ていた。
來｢だから昨日、とっとと部屋に戻って休めっつったのに…｣
蒼｢2人とも責任を感じてるんじゃない?｣
青眼は苦笑いをしてから機材に異常がないか点検に取り掛かった。
俺はその傍らでAから機材が外れていないかの確認をし始めた。
.
.
レッドベリーは昨日のうちに目を覚まし、他の男達は先程目を覚ました、と連絡が入った。
來｢レッドベリー、お前の仲間が目を覚ましたそうだ。ほら、早く起きろ。もう朝だ｣
涼｢ぅ…うるさい…｣
レッドベリーの体を揺さぶると、機嫌が悪そうに唸り、身をよじらせた。
來｢はぁ…めんどくせぇ…青眼、そっちを頼む｣
蒼｢うん、いいよ。…さry((｢!?…なんだ、あんたか。｣“あんた”って…まぁいいや、おはよう｣
仮にも上司に値する者に対するふてぶてしい態度に、青眼は乾いた笑いをもらした。
左龍はさすが裏の人間だ。恐らく、人の気配を感じて触れられる前に体が起きたのだろう。
この仕事をしていると、人の気配を感じることは自然と出来るようになってくるものだ。
左龍はゆっくりと体を起こし、ﾋﾟｸﾘとも動かないAの頬をそっと撫でた。
俺もAの白く細長い指を包み込むように自分の手をそっと重ねた。
体温はあり、脈も至って正常である。
確かに俺のそばにいるのだ。なのに_______
.
.
來｢なぜ目を覚まさない…?生きる事を拒んでいるのか、、、?｣
.
医者が言ってた。
目を覚ますかどうかはAの感情や気持ちで大きく左右されるかもしれない＿＿＿＿と。
だからこれはA自身の判断なのかもしれない。
そう思うと、俺は心臓を鷲掴みされたように息が苦しくなった。
…Aがもう目を覚まさない、そう思うことさえも辛く、悲しいものだった。
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ひようさ(プロフ) - お帰りなさい(*^^*)更新頑張って下さいね！応援してます(^-^)/ (2018年3月11日 0時) (
レス) id: d1afe505f1 (このIDを非表示/違反報告)
涙nameda(プロフ) - お帰り〜！私も戻って来てしまいました笑笑あっ私namidanokizunaです笑あっでね私新作かいたんだけど良かったら読みに来て〜！蜂蜜レモンっていう話〜笑 (2018年3月10日 23時) (レス) id: d43dad1196 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - すごく面白いです！裏社会の人たちの会話とか戦闘シーンは時々わからなくなることがあるのですが・・・(笑)楽しんで読んでます。更新頑張ってください！ (2018年2月22日 20時) (レス) id: 7be22bc3d2 (このIDを非表示/違反報告)
tomomi ninomiya(プロフ) - いえ、気づけて良かったです！ (2018年2月16日 14時) (レス) id: 64a8b9dde3 (このIDを非表示/違反報告)
おかか王子(プロフ) - tomomi ninomiyaさん» ええ、間違っていました。申し訳ありません、ありがとうございます(*^^*) (2018年2月16日 4時) (レス) id: 85f7c4817a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかか王子 | 作成日時：2017年12月24日 23時
