私なんて居なくなればいいのに。[H S J]7

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あなたside




あ「…っと。もしかして…あぁ、やっぱりなぁ。」




私は振り替えって、ﾍﾀﾘと座り込んでいる皆に駆け寄った。




さっきの蜂の殺気で、気を失っているのではないかと思ったのだ。




案の定、目が虚ろになって若干顔色が悪そうである。








…まぁ、近くに鋭い家具とか置いてなくて良かったけど。







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あ「…どーしよ。＿＿＿＿あぁ!!涼介っ!!!」




涼「…ｯ、A…声、小さくして…」




ﾊﾞｯと振り返り、涼介の容態を確認した。




皆よりも蜂に近かったのに、頭が痛くなるだけなんて、涼介は“こちら側“の才能があるのかもしれない。




頭を抑え、壁に背中を預けている涼介の姿に、蝉はまたもや吹き出した。







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蜂「…おい、蝉。お前ちょっと表出ろ、面貸せ。」




ついにｷﾚた様子の蜂が、どすのきいた声で蝉を睨み付けた。




それを気にも止めず、蝉はいまだに肩を揺らして笑っている。







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…少しぐらい笑いを抑えようとしようよ…




蜂の額に青筋浮いてるよ?今にも殴りかかってきそうだけど…




蝉「ｸｯ…今のお前にｯ…負ける気が、しねぇよ…ｸｸｯ」




蜂「あ゛?」








あ「あーあ…もうしーらない。」




私は肩をすくめて、涼介の頭をｸｼｬﾘと撫でてから、皆の元に寄った。




どーしよ…皆、ほんとに具合悪そうだし、病院連れてった方が良いな、こりゃ。







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蜂「はぁっ!?組織なんぞの生ぬるい水に浸かってるお前が言えた口じゃねぇだろ?」




裕「ぅ…ｯ」

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