290 ページ45
あなたside
コンコン
「失礼します。集会のご準備が完了致しました。」
蒼「分かったよ、ありがとう。」
蒼太が優しく落ち着いた声で言うと、連絡に来た部下は小さく声を上げて居なくなった。
私と蝉は仮面をつけ直し、涼介の仮面のデザインは私が考えた赤い仮面である。
あ「参りましょう、御二方。」
來「分かった。よし、お前ら俺の周りに集まれ。」
あ「來様、無駄な労力を使う必要はございません。ここは、私にお任せ下さい。」
私が頭を下げながら言うと、來達は驚きで目を丸くした。
蒼「でも…右龍は瞬間移動が出来るのかい?あれを習得するのは至難の技なのだけど…」
疑うように苦笑いをしながら言ってくる蒼太に、私は片手を上げて見せた。
パチンッ
蒼「なっ…!?」
私が指を鳴らした瞬間、私は元いた場所から消え、蒼太の背後に姿を見せた。
蒼太だけでなく、豹や涼介達も口を開いては閉じ、何か言いたげだった。
來は関心か、驚きか、ほぉ…とため息のようなものをついていた。
あ「見よう見まねでやってみたら、出来ました。」
へらっと笑ってから、また私は指を鳴らして元いた位置に戻った。
さっき、空いた時間で練習してみたら形ができたのだ。
確かに、出来たことについては自分自身驚いている。
あ「!…そろそろ行きましょう、騎士様方がお待ちでございます。」
私が言うと、來と蒼太が首をかしげながら近づいてきた。
それに豹や涼介、蝉も反応して慌てて私に小走りで近づいた。
皆が揃ったのを確認すると、私は一声かけてからパチンッと指を鳴らした。
453人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おかか王子(プロフ) - ?*。namidanokizuna?*。さん» うん!!! (2017年12月23日 23時) (レス) id: 85f7c4817a (このIDを非表示/違反報告)
?*。namidanokizuna?*。(プロフ) - あっ受験生なんだ!じゃあ頑張んないとだね(笑)私も頑張らなきゃね(笑)お互い頑張ろー!(笑) (2017年12月23日 0時) (レス) id: 2ed4998415 (このIDを非表示/違反報告)
おかか王子(プロフ) - manaさん» ありがとうございます!!はいっ、一緒に頑張りましょうね\(^_^)/ (2017年12月21日 22時) (レス) id: 85f7c4817a (このIDを非表示/違反報告)
おかか王子(プロフ) - ?*。namidanokizuna?*。さん» ありがとうwwほんと、暇人なんだよねぇ。受験生ってこと忘れそーw (2017年12月21日 22時) (レス) id: 85f7c4817a (このIDを非表示/違反報告)
mana(プロフ) - すごく面白いし、読んでて楽しーです!!! 周りのみんなの、夢主ちゃんに対しての嫉妬が面白くて好きです!!! 更新、お互いに頑張りましょー!!! (2017年12月21日 19時) (レス) id: 2e1de89dff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おかか王子 | 作成日時:2017年12月2日 0時