憧れと現実は別世界【名探偵ｺﾅﾝ2】

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あなたside




あ「…っ…!!…う゛ｯ…」




気がつくと、私は横になっていて、跳ね起きたら体中に激痛が走った。




肩に触れると包帯が巻いてあり、近くのﾃｰﾌﾞﾙにはご飯が置いてある。




…普通に優しいな、うん。




周りを見渡すと、ﾃﾚﾋﾞや冷蔵庫、机にｿﾌｧｰと生活上問題ない家具が揃っている。




ってことは、この私が寝ているﾌｶﾌｶしているところはﾍﾞｯﾄﾞ、ということだ。




あ「…あ、窓がない。」




ベ「そりゃあ、逃げられたら困るもの。」




ｶﾞﾁｬと音をたてて入ってきたのは金髪の美女、ベルモットである。




女である私からしても惚れるくらいの美形にこのｽﾀｲﾙだ。羨ましいことこのうえなし。




…じゃなくて!!




あ「何で私を拉致ったのですかな?…あ、知ってます?日本には銃刀法違反という法律があってですね…」




ベ「あなたが私達の事を知っているようだったからよ。」




おぉ、なるほど。法律のところは丸々無視ですか、わかります。




…んまぁ、拉致った理由はそんなもんだとは思ってたけどまさかﾄﾞﾝﾋﾟｼｬとはねぇ。




あれか?これ私消されるﾊﾟﾃｨｰﾝか?ﾊﾟﾃｨｰﾝなのか?




まぁ、この人たちに殺される程腕は鈍っていないと信じたいものだ。




いやぁ…でもなぁ、女子高校生相手に銃は卑怯なり。

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