愛され少女は色鮮やかな世界で無双する2【H×H】

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あなたside





ゴ｢A！？Aを知ってるの！？｣





ゼ｢おや、坊やもA様を知っているのかい？｣





ゴ｢知ってるも何もAなら一緒に...って、あれ？｣





驚いたような表情を浮かべるゼブロさんにゴンは辺りを見渡した。





あ｢...私ならここに居るよ。｣





｢｢｢｢！！｣｣｣｣





ゼツを解き、フードを脱いで片手を上げると皆弾かれたように私に視線を向けた。





ゼ｢何年ぶりでしょうか...それにしても相変わらず完璧な絶ですねぇ。｣





あ｢久しぶりゼブロさん。褒めても何も出ないよ。｣





ふっと笑いながら挨拶を交わすと、ゼブロさんはつられたように微笑んだ。





ゴ｢“ぜつ”？何それ。｣





あ｢んー？あぁ気にしなくていいよ。...ほら、ゼブロさん話の続きを。｣





ゼブロさんは私の意図を拾ってくれたらしく、小さく頷いて口を開く。





“念”のことはまだ知られる訳にはいかないからね。





私は念で創り出した飴を頬張りながら試しの門へと足を進めた。





久々に軽く開けてみようという訳だ。





小さく息を吐き、私は片手を扉に添えてそのまま力を入れた。





すると門は大きな音を立てて七の扉まで開いたではないか。





あ｢...人間卒業おめでとう私。｣





私は溜息をつきながら扉から手を離し、やれやれと言ったように肩を竦めた。

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