愛され少女は色鮮やかな世界で無双する2【H×H】

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あなたside





少年2人が元気良く駆け寄って来て、キラキラとした瞳で私を見る。





ゴ｢鬼ごっこするの？｣





ゴンの言葉に、私はにこりと笑って頷いた。





あ｢鬼ごっこって言うよりも、殺し以外何でもありの大乱闘って感じだけどね。｣





ゴ｢だ…なに？｣





どうやら後半が聞き取れなかったらしく、私は何でもないと言うように頭を撫でた。




しっかりと聞き取っていたキルアに視線を送ると、キルアは仕方ないと肩を竦めた。





何だかんだ言ってキルアもかなりノリノリならしい。






ヒ｢鬼は誰がやるんだい？♣｣





どうやらヒソカは鬼が役得だと言うことをしっかりと理解しているらしい。





鬼になった奴は合法的に逃走者と戦闘することが出来る。





このメンツだったら誰と当たろうが楽しめそうだ。





あ｢さっきのルールに乗っ取って私が鬼をやるよ。ほら10秒数えるから逃げて。｣





反対する間も与えず、私は強制的に鬼の立場を確保した。





ヒソカは肩を竦めて、ゆっくりと森の方へ向かって行った。





あ｢ふふっ、楽しい楽しい鬼ごっこの始まりだ……！｣





私は舌なめずりをして、勢い良く地面を蹴った。

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