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あなたside
ヒソカとイルミが視界に入り、私は少しばかり機嫌がもどる。
ヒ｢大丈夫かい？♠︎他の奴らの視線なんか気にすることないよ♣︎｣
ギ｢消す？Aの頼みならタダで殺ってあげてもいいけど。｣
笑顔で私の頭を撫でるヒソカと針を一つ構えるイルミ。
こういう気遣いができる辺り何だかんだ二人は紳士的なところがあるのだ。
あ｢さんきゅ。少しイラついただけだから大丈夫。｣
ヒソカの大きく優しい手に掌を重ね、私は安心させるように小さく微笑んだ。
視線が鋭くなったイルミに視線を移し、構えていた針を下ろさせた。
あ｢あんな価値のない奴ら、ギタラクルが手を汚すことないよ。｣
ギ｢そう？でもなんか気に食わないからやっぱり殺そうかな。｣
もう一度針を構えるイルミに、ヒソカと顔を見合わせながら肩を竦めた。
それと同時に大きな音が鳴り響き、建物の扉が開いた。
第二次試験が今、始まろうとしていた。
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作者名：みるふぃ | 作成日時：2021年2月13日 13時
