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藤ヶ谷side
あ「うっせぇばーかっ!!////」
ﾊﾞﾀﾝｯ＿＿＿＿
ﾄﾞｱが壊れんじゃねぇかってぐらいの勢いで出ていったA。
ｸｸｸｯ、顔真っ赤にさせてからかい甲斐のある奴。
玉「Aで遊びすぎな。」
藤「いって!…はいはい。」
んなｶﾞﾁで叩かなくても良いだろ。
玉の顔は笑ってるが、その瞳の奥からは怒りがうっすら伝わってくる。
ｷｨ―＿＿＿＿
ゆっくりとﾄﾞｱが開いてその隙間から少し顔を出すA。
睨んでるつもりなんだろうけど…上目遣いで逆にそそられるっつーの((妖笑
藤「何隠れ＿＿＿＿」
玉「風呂、入るんでしょ?誰もいないから行ってきな」
俺の声を遮るようにしてからAのそばに行って頭を撫でている玉。
その瞳は…まるで大切な何かを写している様で。
Aはその視線に気づいてないのか、満更でもなさそうに黙って撫でられてる。
…きっと俺がやったらその手をはねかえされるんだろーな。
ｽﾞｷｯ
藤「…ｯ」
服にしわが出来るのを気にしてられないくらいの痛みが胸の辺りをおそい、俺は胸の辺りをｷﾞｭｳｯと握った。
玉とAの幸せそうな雰囲気を見ると、さらに痛みが増してくる。
俺は耐えきれず、目をそらしてそのままﾘﾋﾞﾝｸﾞを後にした。
もしかして俺は…
＿＿＿＿Aが…好きなのか?
続く (更新停止中)
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作者名：おかか王子 | 作成日時：2017年9月17日 3時
