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第24話 ページ24

あなたside

女「あの子だれぇ??なんで知念くんと手つないでる訳?」

痛い、視線が痛いです…。女子の皆様あからさまに怒ってますもん、私は知念くんをチラリと見た。

あ「あ…の、手…離して…くれ…ませ…ん…か…?///」

私はおそるおそる知念くんに話しかけてみると知念くんが振り返って

侑「え?やーだ❤︎だって、逃げ出すでしょー?」

知念くんはそれだけ言ってまた前を向いて歩き出してしまった。

”やだ”って、こっちのセリフですよ。

後ろに急いで逃げれば助かるかな?と、後ろをチラリと見ると山田くんがポッケに手を突っ込みながらただならぬオーラを漂わせながら着いてきていた。

山田くんは私の視線に気づいたのかニヤッと笑って

涼「逃がさねぇーよ?((ニヤッ」

と一言いって、顎で前にいる知念くんを指した。

前を見ると前を歩いていたはずの知念くんが急に止まり、気がつくとゴージャスなドアの前に立っていた。

あ「こんなとこ校内にあったっけな?((ボソッ」

私は見慣れない景色とドアを前にして立ちすくんだ。

侑「入るよー」

私の手を掴んだまま、知念くんは容赦なくドアを開けると中にはさっきの男の人達がソファーに腰を下ろしていた。

薮「おー、やっと来たか。…どーも、Aちゃん?」

目の前の椅子に座る生徒会さんは私を見てニヤリと笑った。

その顔立ちはとても美しく、そして妖しく笑っていた。

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作者名:おかか王子 | 作成日時:2017年6月15日 13時

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