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第12話 ページ12
侑李side
僕が“藍ちゃん”と呼ばれている女の子の頭をポンポンとするとクラスにいた女の子達が叫んだ。…まぁ、いつものことだけど。
さすがにこの子も叫ぶだろうと隣にいた女の子を見てみると女の子達の叫び声にびっくりしたのか肩をﾋﾞｸｯとさせた。
侑｢うっそ…。((ﾎﾞｿｯ｣
僕は誰にも聞こえないような声で呟いた。
涼介を見ると涼介もビックリしたのか目を丸くして女の子を見ていた。
…まぁ、そんな事言っても多分僕も同じだ。だって初めてだもん。僕を見て叫ばないとか顔を赤くしないなんて。
＿＿＿＿落としたい。僕はそんな瞬時におもった。
すると僕は無意識に聞いていた。
侑｢ねぇ、君の名前何ていうの？｣
僕はありったけの笑顔で彼女に問いかけた。
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作者名：おかか王子 | 作成日時：2017年6月15日 13時
