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｢きゃあ〜廉くん、かっこいいっ｣
｢あれっ？海人くんは出てないのかぁ、、｣
｢玄樹くん、今日もかわいっ｣
｢うわぁっ、神宮寺くんのシュート見た？！｣
芽｢平野〜、野生化してる！もう少し抑えて｣
みんなが黄色い歓声を5人に送る中、1人だけヤジを飛ばしてる芽生。
隣のコートでも試合してるのに。
私たちの男子の方の2階席には、他のクラスの女子や他学年の女子でいっぱいだった。
｢きゃぁぁ！！永瀬くん、これで10点目よ｣
うちのクラスと相手のクラスの男子は開始10分にして20点差
すごいなぁ〜、バスケができるなんて
私なんかどれだけ一生懸命やってもボールはとられるし顎には当たるし。
真面目に着てた体操服にまで文句つけられるし。
見てみなよ、5人のずんだれた服装！
シャツは出てるし、ジャンプしたらお腹見えるし！
ってか、肌着着ないの？！
でも
真面目に一生懸命やってる彼らはとってもカッコよくて。
汗が滴る肌が色っぽくて。
点数を決めた時に見せる笑顔がすっごく可愛い。
岸｢廉〜、まじでナイスシュート｣
永｢せやろ？｣
岸｢まぁ、俺のパスがナイスだったからだよな！｣
点数を決めた永瀬に寄っていって、永瀬の髪の毛をぐちゃぐちゃにする岸くん。
永｢おい、ゆーたっ！｣
一応嫌がる素振りを見せながらも受け入れてるし。
平｢ねぇ〜、もう疲れたんだけど｣
神｢後で濡れおかき買ってあげるから頑張ろう？｣
岩｢俺、紫耀のカッコイイとこ見たい｣
平｢玄樹、俺がんばる！｣
神｢いいです〜濡れおかき買いません｣
会話とか、息がぴったりなとことか
結局みんな仲良しなんだろうなって思う。
" Aコート、第2試合目のクラスは準備をしてください！"
｢よしっ、みんな次試合だから下に降りよう！｣
私の声で、やる気満々そうに下に降りてくクラスメートたち。
��｢春ちゃん、芽生ちゃんがじんのかっこよさに気絶してる｣
｢えぇ〜っ？！｣
あ、1人を除いてはね。
○
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作者名：ひめ
| 作成日時：2018年12月30日 0時
