土元さん ページ37
・
｢それで、最後のここが屋上です。｣
土｢へぇ、すごく眺めいいね〜｣
午前の授業は乗り切り、土元さんに学校案内をする。
柵に寄りかかって、時折吹く風に気持ちよさそうに目を細める彼女は、とても可愛かった。
土｢ねぇ、ゆずちゃん、｣
｢はい？｣
さっきまでずっと�盒兇気鵑辰童討个譴討い燭里法�
いきなり呼ばれた、海人くんにしか呼ばれないその呼び方に、戸惑う私がいた。
土｢何で隠すの？｣
｢なにがですか？｣
私に背を向けてそういった土元さんの顔は見えなくて。
その沈黙に私の鼓動は早くなる。
もしかしたら土元さんは知っているのかな？
私が
土｢芸能人だってこと。｣
｢っ、｣
どうして知っているんだろう？
このことを知ってるのは海人くんと先生だけ。
｢どうして？｣
土｢どうしても何も、私ゆずちゃんがデビュー当時から好きでずっと見てるんだよ？
三つ編みしてるから？
分厚い変なメガネかけてるから？
それでもゆずちゃんに変わりないし、教室入った瞬間気づいたわ！｣
｢っ、｣
ねぇ、あなたはすごく暖かいね。
そんな土元さんのせいで私の目からは涙が溢れて止まらない。
はじめましての人の前で、こんなに泣くのはどうかと思うけど、今の私にはそんなこと関係なくって。
土｢ねぇ、学校にいる時は私の友達になってよ！
芸能人のゆずちゃんじゃなくて、普通の女子高校生してるゆずちゃんと友達になりたいっ！｣
｢ふぇ、っ？｣
いつも求められてきたのは " 芸能人のゆず " だった。
だから
" 女子高校生してるゆずちゃんと友達になりたい！"
その言葉がすごくすごく嬉しかった。
｢私も、私も土元さんと友達になりたいっ！｣
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ひめ(プロフ) - アンナさん» コメントありがとうございます！イケメンなかいちゃんをもっと出せるように頑張ります！ (2019年6月10日 16時) (
レス) id: 5b0df6140c (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - harumatsu0207さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて凄く嬉しいです！！ (2019年6月10日 16時) (レス) id: 5b0df6140c (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - み おさん» コメントありがとうございます！かいちゃんのイケメンなところをたくさんだしていけるように頑張ります！ (2019年6月10日 16時) (レス) id: 5b0df6140c (このIDを非表示/違反報告)
ひめ(プロフ) - tukiさん» コメントありがとうございます！完結できるように頑張るので、応援よろしくお願いします！ (2019年6月10日 16時) (レス) id: 5b0df6140c (このIDを非表示/違反報告)
アンナ - 海ちゃんイケメン！！ (2019年5月1日 16時) (レス) id: 4f50a9ecb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひめ
| 作成日時：2019年4月3日 13時
