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あなたside
あ「んなへなちょこﾊﾟﾝﾁあたんねぇよ!…っと」
弱っちい拳をｻﾗﾘとかわして、鳩尾にﾊﾟﾝﾁを一発お見舞いする。
うめき声を上げてﾊﾞﾀﾊﾞﾀ倒れていく男達は、どうやら口だけの根性なし野郎どものようだ。
3分も経たないうちに全体の3分の2は、もはや戦闘不能。
この調子なら5分以内に片付ける事は余裕だな。
あ「ねぇ早くして。そろそろ飽きてきたわ。」
男「ｸｿｫｫｫｫｫ!!!!」
だらーんと立っていると、ｷﾚた様子の男がﾊﾞｯﾄを振り上げる。…隙ありすぎだろ。
私は空いた脇腹に回し蹴りをお見舞いし、そのまま横にいた奴らをまとめて吹っ飛ばす。
ﾄﾞﾐﾉ倒しのように倒れていく男達を笑いながら見送り、ふと周りを見渡す。
あ「…あり?全滅?なーんだ、つま＿＿＿ｯ緑!!!!!」
全員倒したか?と思い、振り返った時に一瞬うつったﾋﾟｽﾄﾙを持った男。
その男が向けている銃口の方向は、私ではなく、私の後ろにいた緑にむけて。
緑は、反応が遅れてきっとこれから動いても助からない。
なら…
ﾊﾞｧﾝｯ!!
緑「!!…あ…あぁ、A!!!A!!!!!!!」
あ「…うっ…ｯ…」
私は緑を覆うように抱きついて、変わりに銃の弾を食らった。
激しい痛みが腹部に走り、一瞬にして力が抜けてその場に倒れ込んだ。
蒼「姐さん!!姐さん!!!き、救急…!?」
慌てて駆け寄ってきた蒼は、震える手でｽﾏﾎを取り出した。
私は、意識が飛びそうな中、蒼の行動を阻止し、無理矢理笑顔をつくった。
あ「…手…遅れｯ…だって…ｶﾊｯ…んな…顔す…な…」
緑の腕の中で血を吐いた私に、「もう喋らないで下さい!!」と泣きながら訴える舎弟達。
あ「み…どｯ…り…たの…ｯだ…ぞ＿＿＿」
私は最後緑にそう伝えて、完全に意識を手放した。
…あぁ、私死ぬのか。
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Vermut(プロフ) - すごく面白いですね！あ、あの…21話目のところ、ｱﾎﾟﾛじゃなくてﾎﾟｱﾛだと思うんですけど……わざとでしたらすみません！！ (2018年7月31日 11時) (
レス) id: 6de8030682 (このIDを非表示/違反報告)
おかか王子(プロフ) - あいりさん» 副委員長でっす☆ (2017年11月3日 23時) (レス) id: 85f7c4817a (このIDを非表示/違反報告)
あいり - 放送委員長です (2017年11月3日 22時) (レス) id: 14a7f776e3 (このIDを非表示/違反報告)
おかか王子(プロフ) - 美空さん» ありがとうございます!!頑張りますね!! (2017年11月2日 22時) (レス) id: 85f7c4817a (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 夢主ちゃんの気持ち分かります！続き楽しみです。更新ゆっくりでかまいませんので頑張ってください(^_^) (2017年11月2日 22時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかか王子 | 作成日時：2017年10月28日 1時
