憧れと現実は別世界【名探偵ｺﾅﾝ】

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コナンside




赤「ﾎﾞｳﾔはどう思うんだ?あの子。」




コ「俺の予想だと、俺達の正体を知ってるんだと思う。赤井さんは?」




俺は今、赤井さんの家で赤井さんの準備を待っている。




Aの監視も兼ねて、一緒に泊まる事にしたのだ。




俺が最初に会った時から、素性を隠していたし、薬で小さくなった事も知っているようだ。




さっきだって赤井さんって言おうとしていたみたいだし、FBIだという事はﾊﾞﾚていると思う。




赤「そうだな。組織と関わっている可能性は十分にある。」




コ「…そっか。じゃあ安室さんに会わせてみる?」




安室さんの名前を出したら露骨に嫌そうな顔をした赤井さん。




だが、眉間にしわを寄せながらも小さく頷いてくれた。




赤「…じゃあ、そろそろ行くか。」




コ「そうだね。」




赤井さんはﾊﾞｯｸを片手に玄関へ向かった。




―――――虎川A。絶対にお前の化けの皮を剥がしてやるからな!!




ｶﾞﾁｬ＿＿＿




コ「お邪魔しまーす!」




光「遅かったですね、コナン君!」



Aの家に入ると、先に光彦達が来ていたようでｿﾌｧｰでくつろいでいた。




灰原は黙ってｹｰﾀｲをいじってるように見せながらAを観察している。




Aは俺達が来たのを確認すると、若干引きつった笑顔でおかえり、と言った。




俺は横目で赤井さんを見ると、視線に気づいた赤井さんはﾊﾞﾚないように頷いた。

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