それが運命だとしても【松野千冬】

なんでなんだい！ ページ44

結果
千冬一組…
何？神様がわたしたちを引き離そうとしてるの？何なの？
てか、ユリちゃんと私、同じクラスなんだけど…
はぁー


三年二組教室


先生「皆さんおはようございます！私は皆さんのクラスの担任になれてうれしく思います！！これも何かの運命！皆さん！是非とも私と仲良くしましょう！それで私は！…」

何だこれ

ユリ「はぁ〜、眠っ」

顔は良いほうだと思うんだけど、喋り数が多すぎて、それを台無しにしてる
自分で気付いてないのかな

本当は、皆の自己紹介が必要なんだけど
全部先生の話で終わった
ある意味ラッキーなのか…

私はこの事を千冬に連絡した

＜千冬は一組でした＞

＜Aは？＞

＜二組です＞

＜残念だったな、でも離れてるのもいいかもな＞

＜千冬学校来て、寂しい＞

＜うん、ちょっと体調悪くて、行けたら行く＞

＜千冬が休むなら私も休む＞

＜ごめん、でもAは学校に行ってくれよ＞

＜拒否＞

＜拒否するなよw>

どうせケンカしてるんでしょ
なんて聞けなかった

してるから、多分
こっちの側にもなってみてよ

着信音
千冬からだ

千冬【おやすみ】

【……】

千冬【大好き】

【えっ】
電話の切れる音

何？今の
さっきの言葉を言うだけなのに電話したの？
直接言ってほしかった
でも嬉しい

皆さん！！お知らせで〜す！(oﾟДﾟﾉ)ﾉ→←いよいよ

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