検索窓
今日:16 hit、昨日:5 hit、合計:18,749 hit

4頁目 ページ5

太宰「………だよ…………」

ドアが閉まる音

私は一体どうなっているんだ?
ゆっくりと目を開ける
見覚えの無い天井、ここは病院?

A「ここは……」

敦「Aちゃん!起きたんだね!少し待ってて」

そう言い男の子はカーテンを開けて何処かに行ってしまった
あの子は誰だろう……

数分後

知らない人達が3人ほどやって来た
蝶の髪飾りをつけた人が私に問う

与謝野「自分の名前は分かるかい?」

A「水瀬A…です」

与謝野「じゃあ、痛い所はあるかい?」

A「あの…ここは病院ですか?それと、貴女は先生ですか?」

与謝野「……」

先程まで、目を合わして話していたのに急に女の人は目を反らした

与謝野「二人はちょっと出ててくれるかい」

敦「与謝野さん……」

太宰「敦君、少し出よう」

そして二人はカーテンを開け、いなくなった

与謝野「今から質問するから答えてくれるかい?」

A「はい」

与謝野「今日1日の出来事を話せるかい」

A「あの…今日のこと何も覚えてなくて…」

与謝野「じゃあ、さっき出ていった男達二人は?」

A「ごめんなさい、分からないです」

与謝野「私のことも、分からないかい?」

A「はい…」

少し沈黙が続いた後、

与謝野「はっきり言うと、Aは記憶喪失だ」
と、告げられた

記憶喪失…?
どうして私が?

与謝野「原因は恐らく頭を打ってしまったことだろうね」

A「記憶喪失って…もう記憶戻らないのですか?」

与謝野「恐らくね、だが絶対とは言い切れない」

戻る可能性もあるってこと……
んー、と考えていると女の人は少し笑い

与謝野「まぁ、目が覚めたばかりで、頭が追い付いてないだろ?ゆっくり休みな」

と言うとカーテンを開けいなくなった
あの、少しの笑顔が頭の中でぼんやりと浮かんでくる

5頁目→←3頁目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

如月ナツキ(プロフ) - 水瀬琥雪さん» うおぉぉ、読んで下さりありがとうございます!名字が一緒って運命ですかね?笑 応援ありがとうございます!更新楽しみにしてて下さい! (2022年12月6日 7時) (レス) id: 2105fe2679 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬琥雪 - まさかの、夢主と苗字が同じ!私の場合はみずせって読むんだけどねw更新頑張ってください!!続き楽しみにしてます!! (2022年12月5日 19時) (レス) @page7 id: 27e17eb645 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:如月ナツキ | 作成日時:2022年12月3日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。