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そうして作られたのは、カルボナーラ。
私カルボナーラの材料買ってないのにどうやって作ったんだろう。
A「あの、材料はどこから?」
太宰「いいの、いいの、細かいこと気にしなくて」
さぁさぁ、と言われ食べる。
パクっ…
A「おいしい…」
え?なんで?こんなに美味しいの??
自分で作るより美味しい料理なんかあるんだ…。
自分でも正直驚いている。
太宰「ふふっ、私の手に掛かればこんなのちょちょいのちょいさ!」
ふと、ゴミ袋を見る。
レトルトのカルボナーラの袋があった。
それを隠すかのようにごみの前に移動する太宰さん。
まぁ、作ってくれた事には感謝しなくては
A「作っていただいてありがとうございます」
少し照れている太宰さん。
可愛い。
A「作っていただいたのは感謝していますが、泊まらせませんよ。もう、国木田さんに電話しているので、もう少しで来るかと」
太宰「え〜、Aは、私と一緒に居たくないのかい?」
A「どうなんでしょね、ただ、今日はダメです。私の時間は誰にも邪魔されたく無いので、申し訳ないですけど」
太宰「ちぇー」
子犬のようにしょぼんとする太宰さん。
私だって、一緒に居たいけれど、好きな人に自分の時間は本当に邪魔されたくない。
好き人との時間も大事だと、思うけど、自分も大事だと思っていると、余計に嫌になる。
そして、数分後太宰さんは国木田さんに回収された。
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如月ナツキ(プロフ) - 水瀬琥雪さん» うおぉぉ、読んで下さりありがとうございます!名字が一緒って運命ですかね?笑 応援ありがとうございます!更新楽しみにしてて下さい! (2022年12月6日 7時) (レス) id: 2105fe2679 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬琥雪 - まさかの、夢主と苗字が同じ!私の場合はみずせって読むんだけどねw更新頑張ってください!!続き楽しみにしてます!! (2022年12月5日 19時) (レス) @page7 id: 27e17eb645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:如月ナツキ | 作成日時:2022年12月3日 14時