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ここで、私も他の人…谷崎さんを除いては、後ろの視線が太宰さんだと思ったに違いない。

え?ナオミちゃんは見てないのかって?谷崎さんしか目にないナオミちゃんは、むしろ私なんか眼中に無いに等しい。

後ろを振り向くとそこに居たのは太宰さんではなく、敦くんだった。

A「あれっ、そんなとこで何してるの?」

敦「す、すみません、怪しかったですよね、実は太宰さんを探してまして…修理中に逃げてしまって、探してるんです。」

すると、テーブルの下でゴツンと、誰かが机で頭を打ったかのような音がした。いや、ようなではなく、これは、かのようなを取り消して、そのまま打ったと言った方が正しい。

もちろん、ここに来て、視線が敦くんだとすれば、机の下に潜っているのは言うまでもなく太宰さんだ。

A「太宰さん、どこに行ってしまったんでしょーねー」

太宰「……」

A「あ、そうだ、私少し買い物する用事が出来たので、お先に失礼させていただきますね」

と、私が椅子を立った瞬間太宰さんも同時に出てきた。

太宰「やぁ、敦くん、元気かい?」

敦「元気かい?じゃないですよ!エアコン!早く直しに行きますよ!」

太宰「おっと、すまないが私も急な用事が出来てしまったんだ、申し訳ないけれど、国木田くんと2人でやってくれないかい?」

すると、敦くんの後ろから姿を出したのは、国木田さん。
噂をすれば…みたいな感じで出てきた。

国木田「おい、ここで何してる」

太宰「何って、お茶だよ、お茶。優雅な時間は大事にしなi」

太宰さんが全ての言葉を言うまでに、国木田さんは、太宰そんの頭をガツンと拳で殴り連れて行かれた。

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如月ナツキ(プロフ) - 水瀬琥雪さん» うおぉぉ、読んで下さりありがとうございます!名字が一緒って運命ですかね?笑 応援ありがとうございます!更新楽しみにしてて下さい! (2022年12月6日 7時) (レス) id: 2105fe2679 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬琥雪 - まさかの、夢主と苗字が同じ!私の場合はみずせって読むんだけどねw更新頑張ってください!!続き楽しみにしてます!! (2022年12月5日 19時) (レス) @page7 id: 27e17eb645 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:如月ナツキ | 作成日時:2022年12月3日 14時

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