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「つ、つきました」
「ここ…公園、ですか？」
「…そ、う、です………」
今ちょっと公園に行きたい気分で……とごにょごにょ話しているゾムさんを放っておいて1人でブランコに乗り出しました。
ブランコたのしい、小学生に戻った気分。
はしゃぎながらゆらゆら揺れていればゾムさんが笑いながら隣に座る。
「ふー……たのしい…」
「……あ、あの、柊、さん…」
「はい？なんですか？」
そうだ、当初の目的？はゾムさんが行きたい場所があると言ったからここに来たんだった。
ゾムさんがベンチに座ろうと声をかけてきた。ベンチに座ったゾムさんの隣に腰を掛ける。
「………だ、段々、寒なってきましたね」
「そうですねー、そろそろ冬が近づいて来てる気がします」
「…っ………………ぁ、…………て、…」
「……手？」
ベンチの上に放り投げていた私の手にゾムさんの手が重ねられる。
大きくて、少しごつごつしてる。ちょっとだけ乾燥してる、男の人の手。私とは全然違う。
ぎゅ、と手を握られる。
「………ふふっ、ゾムさん、手冷たいですね」
「…ひ、柊さん、は…あったかい、すね……」
そう？と笑えばゾムさんの顔は依然として赤いままだった。
端正な顔立ちのゾムさんに見つめられると少し照れてしまう。
「………ぞ、むさ「すきです、」………へ？」
「……………好き、です。柊、さん」
改まって彼からどストレートに好意を伝えられ、奥底から体が熱くなる。今頃私の顔は林檎のように真っ赤であろう。
「わ、…え、っ…………」
「……………ひ、…ひい、らぎさん、」
繋がれていない方の手が私の頬に添えられる。
えっ、まって？
これって、そういう、こと？
続く (更新停止中)
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らむ(プロフ) - わー！！！まじすか？！！！めちゃくちゃ嬉しいです！！ありがとうございます！これからも頑張りますよ〜〜〜！ (11月1日 12時) (
レス) @page3 id: 09543f43fc (このIDを非表示/違反報告)
水傘るん(プロフ) - 一から全て読ませていただきました！！！とてつもなく最高でした...！！天才すぎます...！！これからも応援してます！！！！ (10月29日 1時) (レス) @page2 id: 4bf02c7a0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らむ | 作成日時：2023年10月19日 12時
