113本目 ページ14
「ご馳走様でした」
「ごちそーさまでしたー
…はー、お腹いっぱい」
「そ、そうですか…？お、俺…もうちょいだけ食べたかったです…」
思わず言葉に詰まってしまった。
こんな大食いだったのかと驚いてしまう。
夏の暑さがどんどん消えてしまえば消えてしまうほど、日が暮れるのが早くなる。
秋とはいえ少し辺りは薄暗かった。
心地よい温度の店内とは逆に外は少しだけ寒かった。
ゾムさんはこの後どうしますか？と聞いてきた。
帰ろうか、まだ寄り道しようか。
母親には遊んでくるから遅くなるとは連絡しておいた。だから帰宅があまり遅くならない程度には遊べる。
ゾムさんにお任せしますと言えばゾムさんは僕が決めるんですか？！と笑いながら言った。
ポケットに入っているスマホが振動した。見てみれば母親からだった。
相手は誰？とのこと。
皆さんお気づきだろうか。私は彼氏が出来たと誰にも言っていない。(ロボロくんたちは除く)
ここで馬鹿正直に母親に言えば間違いなくからかわれるに違いない。
それだけは絶対ごめんだ。
1度見たスマホをそのままポケットに仕舞いこんだ。
「…へ、返信せえへん…の、？」
「めんどいからいいかなーって…えへっ」
「そ、そう……ですか………あ、あの、…」
「はい？」
「……ぼ、く、…い、行きたいとこ、あるんすけど……ええすか…？」
「はい！行きましょ！」
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らむ(プロフ) - わー！！！まじすか？！！！めちゃくちゃ嬉しいです！！ありがとうございます！これからも頑張りますよ〜〜〜！ (11月1日 12時) (
レス) @page3 id: 09543f43fc (このIDを非表示/違反報告)
水傘るん(プロフ) - 一から全て読ませていただきました！！！とてつもなく最高でした...！！天才すぎます...！！これからも応援してます！！！！ (10月29日 1時) (レス) @page2 id: 4bf02c7a0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らむ | 作成日時：2023年10月19日 12時
