112本目 ページ13
「……おなかすいた…」
「…ぁ！ひ、柊さん！！」
両手にトレーを1つずつ持っているゾムさんがこちらに近づいてきた。
ゾムさんの分だけあまりにも多くないか？
彼が大食漢なことは知っていたつもりではあるが、本当にこんな量入るのか…？
「………た、食べま、しょ？」
「…そうですね！いただきまーす」
ぱん、と手を合わせてからバーガーに手を伸ばす。
包み紙を開けた瞬間にてりやきの美味しそうな匂いがして思わず美味しそう、とこぼしてしまった。
ゾムさんもバーガーに手を伸ばしてワクワクした顔をしながら包み紙を開けた。
口を開けてバーガーに口をつけた。
「……おいひ、ふふっ」
思わず笑を零してしまうくらいには美味しかった。いつも頼んでいるのにいつも初めてみたいな感覚になる。なんでだろう？
「ゾムさん、それ美味しいですか？」
「ん、……うまい、すよ……ひ、柊さん、のは？」
「美味しいですよ〜〜」
1回バーガーを食べる手を止めて本日のお目当てであるポテトに手を伸ばした。
口に入れたポテトは揚げたてだったのか火傷しそうになった。
「あっ、あふ、はふっ」
「………ん、ひひっ…………かわぇ……」
「む……ゾムさん何ニヤニヤしてるんですか」
「に、っ………に、やにやしてへんって！！」
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らむ(プロフ) - わー！！！まじすか？！！！めちゃくちゃ嬉しいです！！ありがとうございます！これからも頑張りますよ〜〜〜！ (11月1日 12時) (
レス) @page3 id: 09543f43fc (このIDを非表示/違反報告)
水傘るん(プロフ) - 一から全て読ませていただきました！！！とてつもなく最高でした...！！天才すぎます...！！これからも応援してます！！！！ (10月29日 1時) (レス) @page2 id: 4bf02c7a0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らむ | 作成日時：2023年10月19日 12時
