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ゾムさんと校舎を出てとりあえず駅に向かって歩いていた。
その間もゾムさんにずっと手を引っ張られていた。
どうしよう、どこに行こう。
そんな風にぼけーっと考えているとゾムさんがハッとして急いで手を離した。
「すっすみません、ずっと手繋いで……」
「あ、いや…………その、嬉しかったので、大丈夫ﾃﾞｽ……」
「………う、す、……なら、……よかったで、す…」
ゾムさんは頬を赤く染め俯きながらそう返した。
私とゾムさんの間に沈黙が流れる。少しだけ気まずい。
そんな微妙な空気の中ゾムさんがあの、と声を上げる。
「……ご飯、どこいき、ます……？」
「…………えっと…な、……」
なんでもいいです、と言いかけた口を噤んだ。
多分だけどゾムさんもなんでもいいと言うと思う。今私は素直に何が食べたいかなぁ、と考えた。
「…………ぽてと」
「ぽ、ポテト？…ま、マクド、とかすか？」
「今めちゃくちゃポテト食べたくて……だめ、ですか？」
「い……や、全然、！お、おれも食べたかってん！」
にぱ、と花が咲いたように笑うゾムさん。そんなにマック好きなのかなぁ。
心做しか私も嬉しくて、少しだけ足取りが軽くなった。
ゾムさんが変だったの、気のせいだったかなぁ。
──────────
皆さんローソンコラボのグッズは買えましたか？私はshaさんの缶バッチだけなかったです……
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らむ(プロフ) - わー！！！まじすか？！！！めちゃくちゃ嬉しいです！！ありがとうございます！これからも頑張りますよ〜〜〜！ (11月1日 12時) (
レス) @page3 id: 09543f43fc (このIDを非表示/違反報告)
水傘るん(プロフ) - 一から全て読ませていただきました！！！とてつもなく最高でした...！！天才すぎます...！！これからも応援してます！！！！ (10月29日 1時) (レス) @page2 id: 4bf02c7a0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らむ | 作成日時：2023年10月19日 12時
