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「…ろ！…きろ！A！」
…誰やねん…私の貴重な睡眠邪魔してくる奴は
「A！そろそろ起きんとやばいで？」
「…え？」
私を起こしてきたのは桐山先生だった
「初日から寝るやつがどこにおんねん」
そう言いながら教室を片付ける桐山先生
外を見ると空はもうオレンジ色に染まっていた
「…へ？夕方？」
「…へ？夕方？ちゃうわ！いつまで寝てんねん！」
眠い目を擦りながら帰る準備をする
「俺何回も起こしてんで？せやのにAピクリとも反応しーひんやんか、俺死んだか思うたで」
1人で笑う桐山先生…うん、楽しそうやな
「せんせーさよーなら」
そんな先生を後目に私は教室を後にした
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作者名：たぬきち | 作成日時：2019年7月18日 20時
