私と貴方の化学反応記録日記 【文スト】

貴女がアニメに釘付けになって彼の相手をしないでいると… ページ41

・抹茶様リクエスト・

「きゃーっ！推しィ〜！！」


中島敦
｢お、おぉー…凄いね…。あっ、この人がAちゃんの推しだっけ？｣
The 平和的解決です。貴女がアニメに夢中になるなら、そこには当然ながら何かしらの魅力があります。それを分かっている彼は、テレビ画面に齧り付く貴女の横に腰を下ろし、玄人解説を繰り広げる貴女の好きなものを一緒に楽しんでくれます。いつか一緒にアニメを語れる日が来ますね！


芥川龍之介
｢…おい｣
貴女が楽しそうだから…と暫く放っておいてあげてはみたものの、あまりに相手にされないとさりげなく甘えてきます。貴重なデレです。取り敢えず貴女と同じテレビ画面を見つめ、楽しそうな貴女を見つめを繰り返し、そっと手を握ってくるのです。甘えたな彼と推し…貴女ならどちらを取りますか？


太宰治
｢ねぇ、彼と私…どっちの方が好き？｣
貴女が液晶の向こう側へと届かせるように「きゃー！！好きぃーっ！カッコ良いぞー！！」などと推しに向かって叫んでいると、突然のバックハグをかましてきてそう云います。態とらしく、耳元で。目の前に推し、背後に彼氏。却説、どちらに貴女の「一番」をあげましょう？


中原中也
｢うおっ、何だ今の！めちゃくちゃカッコイイな！？｣
めちゃくちゃ一緒に楽しみます。彼のお気に入りは、勿論派手なアクションシーン。彼も中々現実では有り得なそうな戦闘、動きを繰り広げますが、アニメは別物のようです。「凄ェ…」と感嘆する彼は、貴女が推しを見る目と同じように輝いています。何だか年相応で可愛らしいですね。


黒の時代・太宰治
「私を放って何してるのさ」
ふんすっ！と軽く拗ねたように云ってきます。貴女が自分以外を見つめ続けているのが気に食わないのです。出来れば、今直ぐ貴女の視線をテレビから引き剥がし、自分しか見られないようにしてやりたい。でも、楽しそうな貴女の邪魔をするのはちょっと気が引ける…。モヤモヤした儘貴女に後ろから抱きつき、かまってアピールをします。彼がこうやって子どもみたいに拗ねるのは、貴女の前でだけです。

貴女が「推しよ…愛してるぞ…」と推しのグッズに話しかけていると…→←※

ラッキーアルファベット

X

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す