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敵から逃れる為に貴女が自分の髪を切ってしまうと… ページ29

・暁様リクエスト・

「あー…思ったより、ざっくり切れちゃった(強がり、笑って見せて)」


中島敦
「なっ…!?ど、どうしたんですか、その髪!」
帰ってきた貴女の髪型の変貌を見て開口一番驚きが飛び出します。貴女が事情を説明すると何と声を掛けるのが正しいのか分からず、戸惑います。なんとか貴女を励まそうと言葉を探す彼の愛らしい姿が貴女の心傷への一番の薬ですね。


芥川龍之介
「生きて戻ったか。…髪のこと等気にするな。そのうち伸びる故」
冷たい物言いですが、事実ではあります。それに、彼は髪型で貴女を判断しないということでもあります。ですが、この云い方になった一番の理由は多くの女性が髪を大事に思っていることを知らなかったからです。貴女を契機にそのことを知ると、後日謝罪を気遣いをくれます。意外と律儀です。


太宰治
「はぁ?何、その髪。どうしたの」
明から様に苛々します。ビクリと貴女が怯えると、それを自覚したのか、殺気を抑えます。彼はいつだって、貴女が自分の居ない所で変わるのを嫌います。自分が予測していなかったことなら、尚更です。
「ごめん、君に怒っているわけではないのだよ。怖がらせてすまないね。…それで、君にその綺麗な髪を切らせたのは、誰だい?」
太宰の敵の不幸は、太宰が敵であること。貴女に危害を加えた輩は、死ぬよりも恐ろしい目に遭うことでしょうね。


中原中也
「おー、お帰り、A…ッて、どうしたンだよ、その髪!?」
美しい髪を靡かせて任務に向かった筈の貴女が、短く、ズタズタにされた髪を下ろして帰ってきたことに動揺が隠せません。しかし、流石に百戦錬磨の彼なだけあって、対応は早いです。貴女を風呂に入れ、整える程度に貴女の髪を切り揃えます。放心状態でされるが儘だった貴女に喋らせる間を与えません。しかし、それら全てにひと段落つくと、ゆっくり貴女を抱きしめます。
「大丈夫だ。ショックだったよな。でも、俺が居るから、大丈夫。…な?」
彼の優しい声色に貴女の瞳から安堵の涙が溢れます。

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D night(プロフ) - うわ…地味に星赤になったの初めてかもしれない。ちょっと感動〜😚 (2022年7月18日 13時) (レス) id: 4cc2763b45 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - はい、全然大丈夫ですよ!お願いします(*^^*) (2021年3月24日 13時) (レス) id: 5795776319 (このIDを非表示/違反報告)
D night(プロフ) - 抹茶さん» 太宰「抹茶ちゃーん、ごめん。お話更新しようと思ったら、話数上限に引っ掛かって仕舞ってねぇ…。続編の方で書かせてもらっても良いかい?」 (2021年3月24日 9時) (レス) id: 1966d427bc (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - はいっお願いします!太宰さん?そんな事言うと国木田さんが中也さんに…なーんて^ ^ (2021年3月21日 9時) (レス) id: 5795776319 (このIDを非表示/違反報告)
D night(プロフ) - 抹茶さん» 太宰「遅くなってすまない。リクエストありがとう。承ったよ。お花見かぁ…そろそろ桜の季節だよねぇ。満開の桜の木で首を…なんて、浪漫があるとは思わないかい?」抹茶さんに阿呆なこと云うな、教えんな。 (2021年3月21日 0時) (レス) id: 4cc2763b45 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:D night | 作成日時:2021年1月10日 1時

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