彼からホワイトデーのお返しをもらうと... ページ27
・抹茶様リクエスト・
｢わぁ…！ありがとう！｣
中島敦
｢あの…これ、谷崎さんと作ったんですけど、良かったら｣
ふわりと微笑みながら、遠慮がちに差し出されたのは、可愛らしい包みに入った手作りクッキー。形は少々歪ですが、味はちゃんと美味しいです。何せ、彼の愛情がこもってますからね！
芥川龍之介
｢…こういうものは、返礼品を贈らねば失礼だ、と…中也さんが仰っていた故｣
口元に手を宛てて、照れを必死に隠すようにしながら渡してくれます。包みの中身は飴。咳をする自分に、よく飴を差し出してくれる貴女の姿を思い浮かべながら購ってきたのだそうです。さあ、この愛おしさと愛らしさに、全力で惚気けてみせろ。
太宰治
｢うふふ。食べた？食べちゃった？｣
貴女が彼からもらったチョコを食べる様子を見て嬉々としています。表情はまるで…悪戯が成功したときの子どものような。少し意地悪で、心底愉しそうなカオ。貴女は少々不審に思いながらも、美味しいので食べ進めていました。すると、急に体の奥に火が点いたかのように、体温が上がった感覚がしました。何故って？だって、そのチョコレヱトは…
｢媚 .薬入り、だからね｣
発熱する視線が絡み、体は本能の赴く儘に。
一頻り熱を分け合い、その熱が少し引いた所で、彼は貴女に一つの箱を差し出しました。貴女が熱の余韻に震える手でそれを受け取ると、中身は貴女の誕生石が埋め込まれたネックレス。
｢お返しなんて、今まで考えたこともしたことも無くて、何を贈れば善いのか分からなくてね。悩んだ末にこの二つになったのだけれど…許してくれるかい？｣
彼の貴重な不器用な部分と、自信無さげな表情。それだけあれば、貴女には十分ですよね。
中原中也
｢ん、バレンタインのお返しだ。手作りだが、品質と味には自信あっから、安心して食えよ｣
さらりと渡されたその箱の中身は、彼が手ずから作ったものだそうです。生チョコを自分で作れるマフィア幹部。流石としか言い様がありません。姐さんとエリス嬢への返礼品は某高級チョコレヱト店の特別誂え品だそうです。手作りチョコは貴女だけのものですよ。
ラッキーアルファベット
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D night(プロフ) - うわ…地味に星赤になったの初めてかもしれない。ちょっと感動〜😚 (2022年7月18日 13時) (
レス) id: 4cc2763b45 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - はい、全然大丈夫ですよ！お願いします(*^^*) (2021年3月24日 13時) (レス) id: 5795776319 (このIDを非表示/違反報告)
D night(プロフ) - 抹茶さん» 太宰「抹茶ちゃーん、ごめん。お話更新しようと思ったら、話数上限に引っ掛かって仕舞ってねぇ…。続編の方で書かせてもらっても良いかい？」 (2021年3月24日 9時) (レス) id: 1966d427bc (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - はいっお願いします！太宰さん？そんな事言うと国木田さんが中也さんに…なーんて^ ^ (2021年3月21日 9時) (レス) id: 5795776319 (このIDを非表示/違反報告)
D night(プロフ) - 抹茶さん» 太宰「遅くなってすまない。リクエストありがとう。承ったよ。お花見かぁ…そろそろ桜の季節だよねぇ。満開の桜の木で首を…なんて、浪漫があるとは思わないかい？」抹茶さんに阿呆なこと云うな、教えんな。 (2021年3月21日 0時) (レス) id: 4cc2763b45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：D night | 作成日時：2021年1月10日 1時
