film93 ページ43
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MH side
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「ハオくんやオッパに可愛いって言われると
あー嬉しいなって素直に受け取れるんだけど
ジョンハンさんに言われると胸がぎゅっと…なるんだよね」
君の口からこの言葉を聞いた時
心臓が止まるような感覚に襲われる。
君は分かってない。
分からないで欲しい。
そんな思いを乗せて発した言葉は
君を縛り付けてしまったのかもしれない。
MH「はい、どうぞ」
手渡した現像写真には
僕らの笑い合う姿が写っている
「めっちゃいい写真！！！！」
屈託のない笑顔で喜ぶ君を横目に
罪悪感で押しつぶされそうになる。
MH「僕もこの写真気に入ってる」
「私たちの仲の良さがよく伝わるね」
MH「仲のいい友達だもんね」
「1番の友達だよー！」
友達という言葉に傷つく自分が情けなくて。
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「他にはどんな写真撮ってたの？」
他の写真を覗き込もうとしてくるから
慌てて阻止すると頬を膨らませこちらを睨む。
MH「プライバシーですから」
「ケチだ」
MH「それはホシヒョンでしょ」
「そうなの？」
MH「あの人すんごいケチだよ」
「そんな風には見えないのに！」
MH「……笑
帰ろうかーー」
ホシヒョンに心の中で謝りつつ
少し気まづくなった彼女の隣を歩く。
何も考えていなさそうで
なんだか腹が立ってきた。
そう君は何も知らないから。
そんなに笑顔でいられるんだよ。
でもそんな君も愛おしいと感じてしまう僕は
とんだ大馬鹿者だ。
.
宿舎に戻ると彼女は楽しかったーと
リビングに行き、今日もミンギュにご飯を作ってもらっている。
いつもは嫉妬心で割り込むのに
今日はどうしてもそんな気分になれなくて。
自室に戻って現像した写真を見る。
MH「こんなの見せれないよ」
カメラ越しの僕を見て大きな口を開いて笑うAの写真
思わずシャッターを押してしまった。
気づいたら体が動いていたんだ。
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可愛い君の写真を見て虚しくなる
どれだけ伝えても僕は君の友達以上にはなれなくて
きっと最後には誰かさんに隣を譲ることになるんだろう。
MH「は〜、」
君に1番に駆け寄ったのは僕だったのに。
頼むから気づかないでくれ。
君のその気持ちが僕と同じく " 恋心 "だってこと。
唯一違うのは
僕は君に。
君はジョハニヒョンへってこと。
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ジョハニヒョンが憎い。羨ましい。
だから教えてあげない。
Aに。
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ボボ丸(プロフ) - お久しぶりです！宣伝させてほしいと申したボボ丸です！コメントで言いました通り私の「Beside you」という作品で宣伝させていただきました！これからも応援してます、ファイティンヘヤジ！🔥 (7月27日 19時) (
レス) id: 3f971e9afe (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - 夜姫さん» 大号泣だなんて…嬉しいです( ߹ ߹ )ありがとうございます.ᐟ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - かなさん» ありがとうございます- ̗̀𖤐長らくお付き合い下さい.ᐟ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - あおちんさん» ありがとうございます·͜· ♡ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
夜姫(プロフ) - 一話から一気読みさせていただきました。ど深夜に号泣です！つづき楽しみにしてます！ (7月19日 3時) (レス) @page9 id: 05c3a19f05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Buu | 作成日時：2023年7月17日 20時
