film88 ページ38
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WN「分からない時は分からなくていいんじゃない？」
今日は星がよく見えるなって
空を見上げながら公園のブランコに座った。
「いいのかな」
WN「自分の気持ちが分からないってことでしょ？」
「うん」
WN「分からない事を無理やり答えを出そうと
考えて戸惑って、正解を出せた時と
分からないな〜なんて頭の隅に置いといて
時間が経てばスっと腑に落ちる時と
結局かかった時間は同じだと思うよ」
「そういうものなの？」
WN「感情っていうのは感じた時に理解するものだから」
その言葉を聞いた時
胸がとたんに軽くなったような気がした。
このモヤモヤした感情を
言葉に表せないことが悪い事じゃないんだ。
知らないだけ。
それをこれから勉強するだけ。
それだけの話。
「オッパの言葉って魔法みたいだよね」
WN「そう？」
「そーだよー！
オッパはね！私の困った時に
タイミングよく現れてくれるの。」
WN「ふっ」
「不思議なんだよね〜
なんで分かるの？？すごくない？」
WN「何となくわかるんだよ」
「え、本当にすごい」
WN「単純か 笑」
オッパのくれる言葉に対しては魔法みたいだなと思うけれど
どっちかっていうとヒーローだな。
私の困った時によく現れるのはオッパで。
欲しい言葉をくれるのもオッパ。
他の人とは違う空気感。
居心地が良くてついつい甘えてしまう。
思い返せば兄に似ているな……なんて。
「オッパはないのー？悩み事」
そう聞くと眉毛を八の字にして
いつもとは違う悲しそうな笑顔を見せる。
「なんでそんなに悲しそうな顔……するの？」
いつもは見ない顔に
何だかこちらまで切なくなってしまう
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WN「悩み事は沢山あるよ」
少しの沈黙の後
また空を見上げながら言うんだ。
その声は少し寂しそうで
消えてしまいそうで
儚い。
「たくさんか〜」
WN「でも解決しなくていいんだ」
「なんで」
WN「解決したら悲しむ人がいるから」
「誰かを悲しませてしまうの？」
WN「悲しませるって言うか困らせるのかも」
「困らせちゃうのか」
なんて俯くと
隣で笑い声がするから振り向けば
何も無かったかのように
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WN「ほら困ったでしょ」
悩み事が沢山あるって言えば
私が困ることわかっててんだなこの人
「やー！」なんてオッパの方を叩いてじゃれ合う
PM23:25
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ボボ丸(プロフ) - お久しぶりです！宣伝させてほしいと申したボボ丸です！コメントで言いました通り私の「Beside you」という作品で宣伝させていただきました！これからも応援してます、ファイティンヘヤジ！🔥 (7月27日 19時) (
レス) id: 3f971e9afe (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - 夜姫さん» 大号泣だなんて…嬉しいです( ߹ ߹ )ありがとうございます.ᐟ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - かなさん» ありがとうございます- ̗̀𖤐長らくお付き合い下さい.ᐟ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - あおちんさん» ありがとうございます·͜· ♡ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
夜姫(プロフ) - 一話から一気読みさせていただきました。ど深夜に号泣です！つづき楽しみにしてます！ (7月19日 3時) (レス) @page9 id: 05c3a19f05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Buu | 作成日時：2023年7月17日 20時
