film85 ページ35
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「頭預けあって、アンニュイな表情ください」
中々高度な注文を行ってくるカメラマンさんに
ハテナが浮かびながらも一生懸命ついて行く。
今はお互い背を向けあって座り
頭をくっつけている。
「……Aちゃん、硬い 笑」
なんて私を見てケラケラ笑うカメラさんに
少しむっとしながら自然体で居られるよう
意識はするものの。
意識すればするほど遠のいて行く気がする。
JH「……姿勢良すぎ 笑」
考え事をしていると
背中越しにクックっと笑うジョンハンさん
「え、あ……すみません」
JH「てか天井見て」
「はい？」
JH「次の撮影用のシャワーフラワー準備してる
スタッフさんなんか面白くね？」
なんの事かと思って上を見上げると
高い所が怖いのか
早くしてくれよなんて顔をして震えているスタッフさん
可哀想だけどなんだか笑ってしまう。
「なんでそんなとこ気づくんですか 笑」
JH「いや、なんか見つけた」
「集中してませんね〜」
JH「まぁ俺のがスムーズに撮影できてますけどね」
「……デビルだデビル」
JH「なんなのこの前からデビルって」
「意地悪で悪魔みたいだからデビルです」
JH「巷ではエンジェルなんだけど」
「認めません！！」
JH「……お前に権利ないよ 笑」
「…………確かに」
JH「あー無理 変なやつ 笑」
この人うち解ければ早いな。
私の知らなかったはずの笑顔が
今では私の周りに溢れるほど沢山あって。
「いいね……これ」
監督とカメラマンさんが興奮したように
撮影した写真を見直しているから
コソッと後ろから覗けば
くだらない話をして顔をクシャクシャにして
笑いあってる私たちの姿があった。
こんな風に見えてるんだなぁ。
その後もありとあらゆるポースで写真を撮影した。
お姫様抱っこにバックハグ。
相合傘……あーんだったり。
私は好きな人とするべき事をジョンハンさんが
初めてなんて……あんまりだ。
なんて思いつつも
今日の撮影が楽しいからなんでもいいような気もする。
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「ラストのシーン行こうか！」
カメラさんの掛け声で場がしまった。
「お互い鼻先合わせて、笑いあってるポージング下さい」
………………え？
鼻先を合わせる？
そんなの距離が近すぎて想像しただけでも赤面してしまう。
JH「ん、やんぞ 笑」
なぜ貴方は乗り気なんですか
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ボボ丸(プロフ) - お久しぶりです！宣伝させてほしいと申したボボ丸です！コメントで言いました通り私の「Beside you」という作品で宣伝させていただきました！これからも応援してます、ファイティンヘヤジ！🔥 (7月27日 19時) (
レス) id: 3f971e9afe (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - 夜姫さん» 大号泣だなんて…嬉しいです( ߹ ߹ )ありがとうございます.ᐟ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - かなさん» ありがとうございます- ̗̀𖤐長らくお付き合い下さい.ᐟ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - あおちんさん» ありがとうございます·͜· ♡ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
夜姫(プロフ) - 一話から一気読みさせていただきました。ど深夜に号泣です！つづき楽しみにしてます！ (7月19日 3時) (レス) @page9 id: 05c3a19f05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Buu | 作成日時：2023年7月17日 20時
