film76 ページ26
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MG「今日はもうおやすみ」
そう言って部屋を出ていったミンギュ
せめて歯を磨かなければ
口が気持ち悪くて眠れない。
体を起こしてベットから降りようとするものの
足まで血が通っていないような感覚で
まるで力が入らない。
「……はぁーー、」
思わずため息をついてしまうほど
体はだるく、毎月この瞬間は特に女に生まれた事を
深く後悔してしまう。
歩いてもどこかふわふわとするから
壁に手をつけて、ゆっくり歩く
.
「わっ、ごめんなさい！、」
この時間だからもう皆洗面所には居ないだろうと
何も考えずにドアを開けると
上裸で短パン姿、首にはタオルをかけて
髪の毛は濡れたままのジョンハンさんも歯磨きをしていた
JH「とう、たいちょくはいぃわけ」
歯磨きをしているせいで
よく聞き取れない。
「ふぇ？、」
するとまた眉をしかめた後
直ぐに口をゆすいで、もう体調はいいのかと聞かれた
「あー、まぁ」
JH「顔まだ青い」
「……」
JH「寝ろ」
「歯磨きだけでもどうしてもしたくて」
そう言うと私の歯ブラシを取り
歯磨き粉をつけて手渡してくれる。
「え、ありがとうございます、」
その後自分の部屋に戻るのかと思いきや
鏡越しに私の歯磨きをじーっと見てくるから
落ち着いて歯も磨けない。
「あのー、」
JH「なに」
「…磨きずらいです」
JH「見張ってんの」
「…」
一応心配してくれてるみたいだった。
磨いている最中も時より気が遠くなりそうだった。
その後歯磨きを終えて私の部屋に戻ろうと
壁を伝って歩いている時も
後ろから見張られていた。
「おやすみなさい、」
と、部屋について挨拶をすると
JH「おい」
ずんずんと近づいて
自分のおでこと私のおでこをくっつけた。
「え！！ちょ、」
あまりの近さにまた顔が熱くなる。
JH「お前、熱あるだろ」
「……言われてみれば？、」
思返せば怠さや頭の痛さ
症状はどちらにも当てはまる。
JH「はぁー、明日お前休み」
「いやでもそんなの、」
JH「俺が言ってるんだけど」
なんて凄いがんを飛ばしてくる
「はい、すみません」
JH「俺が休めって言ったら休むの、分かった？」
拒否なんてさせないくらい威圧感。
「……ありがとうございます」
JH「ん、早く寝ろ」
なんて部屋に押し込んでくるジョンハンさんは
きっとデビルではなくジャイアンだ。
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ボボ丸(プロフ) - お久しぶりです！宣伝させてほしいと申したボボ丸です！コメントで言いました通り私の「Beside you」という作品で宣伝させていただきました！これからも応援してます、ファイティンヘヤジ！🔥 (7月27日 19時) (
レス) id: 3f971e9afe (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - 夜姫さん» 大号泣だなんて…嬉しいです( ߹ ߹ )ありがとうございます.ᐟ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - かなさん» ありがとうございます- ̗̀𖤐長らくお付き合い下さい.ᐟ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - あおちんさん» ありがとうございます·͜· ♡ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
夜姫(プロフ) - 一話から一気読みさせていただきました。ど深夜に号泣です！つづき楽しみにしてます！ (7月19日 3時) (レス) @page9 id: 05c3a19f05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Buu | 作成日時：2023年7月17日 20時
