film75 ページ25
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気づいた時には深い眠りに落ちていた。
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あの日のように私の目の前には
遠く遠く伸びた1本道だけがある。
以前と変わらず枝分かれた道などなく
ただただ歩くだけ。
ただ道の脇に街灯があった。
私の行先を温かい光が照らしてくれる。
暗闇はもう存在しない。
存在するのは私と道と街灯の光。
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「……ん、」
目を覚ますと見なれた天井
「あれ、練習…」
練習室にいたはずなのに、
いつの間にか宿舎のベットに横たわっていた
MG「失礼しまーすって、起きてる」
静かにドアを開けて入ってきたのはミンギュで
手には可愛いうさぎのリンゴ。
「…私なんでここにいるの？」
MG「あんまりにも気持ちよさそうに寝てるから
そのまま起こさず連れて帰ってきた 笑」
「また迷惑かけちゃった」
MG「迷惑なんか掛け合って当然でしょ
俺もこれからたくさんかけるし 笑
落ち込まないで可愛いうさちゃんリンゴ食べて」
はい、あーんなんてにやにやした顔でしてくるから
「自分で食べるよ 笑」
お皿を奪い取って
蜜のたっぷり入ったリンゴを頬張る。
MG「やーー」
なんて納得の言ってなさそうな顔は
ワンコそっくりだ。
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「あれ、ジャージ」
ふと自分の手元を見ると
しわくちゃになったホシさんのジャージがあった。
MG「あーそれ 笑」
なにか思い出したように笑い出すから
なぜ笑うの！と問いただすと
MG「マネージャーが毛布持ってきてくれて
ホシヒョンがジャージを回収しようとしたら
Aが握りしめて離さなくって 笑」
ボワァっと顔に熱が集まるのが分かる。
子供みたいで恥ずかしい…。
MG「…可愛い 笑
ホシヒョンに後で返しに行ってあげてね
うん、顔色も戻ってきたね」
そう私の頭を撫でる姿は
昔の兄のようで、胸がギュッとなる。
懐かしくもあり、寂しくも感じで
気持ちは複雑だ。
「…ごめんねミンギュ」
MG「こういう時はありがとうね！」
同じようなことを前にも言われたなぁ。
「うん、ありがとう」
弱々しい自分が本当に嫌になる。
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ボボ丸(プロフ) - お久しぶりです！宣伝させてほしいと申したボボ丸です！コメントで言いました通り私の「Beside you」という作品で宣伝させていただきました！これからも応援してます、ファイティンヘヤジ！🔥 (7月27日 19時) (
レス) id: 3f971e9afe (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - 夜姫さん» 大号泣だなんて…嬉しいです( ߹ ߹ )ありがとうございます.ᐟ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - かなさん» ありがとうございます- ̗̀𖤐長らくお付き合い下さい.ᐟ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - あおちんさん» ありがとうございます·͜· ♡ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
夜姫(プロフ) - 一話から一気読みさせていただきました。ど深夜に号泣です！つづき楽しみにしてます！ (7月19日 3時) (レス) @page9 id: 05c3a19f05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Buu | 作成日時：2023年7月17日 20時
