film61 ページ11
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JS「……それが僕らのためになるって本気で思ってる訳？」
横並びに座ったふたりは一切目を合わさない
その姿は2人には少し悪いけど
小さい子の他愛ない喧嘩のように見える。
JH「なんだよっ、……人がせっかく」
WN「頼んでません」
JH「え？」
WN「頼んでませんよ。ヒョン」
食い気味に話をさえぎり
彼はまた眉を下げ悲しそうに笑いながら言うんだ。
WN「俺とヒョンは家族って事に執着が強い分、Aが来る前の13人家族を縄張りのように護って……」
JH「……」
ジスさんがグズグズと泣き出した。
それも堪えるように、流れぬように
眉間にグッと皺を寄せている。
WN「俺も分かってます。
ヒョンが俺らを大事に思ってとった行動だったったのも。
他のメンバーも全員わかってますよ。」
JH「……っ、」
WN「大事に思ってくれることは本当に嬉しいです、
そんなハニヒョンが大好きです。」
JH「……ウォヌ、」
WN「ハニヒョン、自分のこと犠牲にしないで。」
JH「……犠牲になんてしてない」
WN「嘘つかないでください、
顔に書いてありますよ。
素直になりたい。苦しい。誰か助けてって」
JH「……、っ」
ジョンハンさんは目に涙を沢山貯めて
また海を眺めて鼻をすすりだした。
WN「ハニヒョンどんな事があっても
Aを含めた13人でハニヒョンを守りますから。
ちゃんと言ってください。
ジスヒョンにもお礼を言わなきゃですよ」
そう言ったウォヌオッパがかっこよく見えて仕方がない。
温かく包み込むように待っていてくれるのは
いつだってウォヌオッパだ。
JH「……ぅっ、」
ためていた涙がボロボロと大粒になって
目から溢れでていた。
苦しかったのか嗚咽混じりで
喋る暇もなく泣き続ける彼の背中は
私が思っているよりも小さく見えた。
.
JH「……俺っ、」
JH「……ごめん」
耳を疑うような単語が聞こえてきたような気がする。
ジョンハンの口からゴメンだなんて
私は驚きで目がとび出そうだった。
「私……っ嫌われてないですか？」
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JH 「別に嫌いではないよ」
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ボボ丸(プロフ) - お久しぶりです！宣伝させてほしいと申したボボ丸です！コメントで言いました通り私の「Beside you」という作品で宣伝させていただきました！これからも応援してます、ファイティンヘヤジ！🔥 (7月27日 19時) (
レス) id: 3f971e9afe (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - 夜姫さん» 大号泣だなんて…嬉しいです( ߹ ߹ )ありがとうございます.ᐟ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - かなさん» ありがとうございます- ̗̀𖤐長らくお付き合い下さい.ᐟ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
Buu(プロフ) - あおちんさん» ありがとうございます·͜· ♡ (7月20日 11時) (レス) id: 0214dc71c7 (このIDを非表示/違反報告)
夜姫(プロフ) - 一話から一気読みさせていただきました。ど深夜に号泣です！つづき楽しみにしてます！ (7月19日 3時) (レス) @page9 id: 05c3a19f05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Buu | 作成日時：2023年7月17日 20時
