カムバック青春！ ページ20
流石IT基準入学の天才
この程度の計算はお茶の子さいさいだ、と言わんばかりである。
「本当か！？」
「題して！『カムバック青春！フォーエバーヤング大作戦』！！」
「その名前はどうかと思うな……」
可愛くキメるフブキだが、そのネーミングセンスは流石にコマにツッコまれてしまった。
床に真剣な面持ちで計算式を書き連ねるフブキを一同が見守っていると、いつの間にか一同の後ろに人だかりができていた。
花子さんがハッとした表情になって顔を上げる。
「帰れるの……！？」
「本当か！？」
「お母さんに会えるー！」
集まってきた人々……花子さんの暴走した力により『モラシタ・ラ・ダメリア』に迷い込んでしまった人々が、口々に歓喜の声を上げる。
歳は様々で、幼稚園児位から中年まで揃っていた。
花子さんが意を決して立ち上がり、“お友達”の前に向かい合った。
「……皆、今までごめんね……復讐したいなら、私は逃げないよ」
非難や罵倒の言葉を覚悟し、花子さんがギュッと目を瞑る。
自分はそんな事をされても仕方がないぐらいのことを皆にしてしまったのだから、耐えなければ……
だが、静寂を破ったのは優しげな声だった。
「そんな事しないよ」
「えっ……？」
まるで予想しなかった返答に、花子さんが思わず驚きの声を漏らした。
「ここでの生活も楽しかった！」
「また遊んでくれよ！」
「うふふ！」
「皆……！」
口々に礼を言う皆に、花子さんは感極まるあまり目を潤ませた。
「花子さん、愛されてたんだね……」
マタロウがボソリと言った。
花子さんの沢山の“お友達”は、花子さんを恨んでなどいなかったのだ。
さて、フブキもクロックレディに変身完了し、早速『カムバック青春！フォーエバーヤング大作戦』開始である。
「始めましょう」
「うん！」
クロックレディの合図に、花子さんは勢いよく頷き、妖力を解放した。
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ヒメアミ(プロフ) - ミアさん» もう最高でしたね！しかも続編を匂わせてましたし……！……何ですかそれめちゃくちゃエモいじゃないですか！最高です！ありがとうございます！！m(_ _)m (2021年4月2日 21時) (
レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - かふぇもかさん» 了解しました！(￣^￣)ゞお願いします！！ (2021年4月2日 20時) (レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 最終回おもしろかったですね！マタロウが最後にシンの経験談の話をするというのはどうですか？ (2021年4月2日 19時) (レス) id: b9853fe50f (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - ヒメアミさん» ありがとうございます！できたらボードの方に寄らせていただきます…！m(__)m (2021年4月2日 18時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - かふぇもかさん» はじめまして！！……え！？いいんですか！？むしろこちらからお願いしたいです……！かふぇもかさんの描きたいように好きに描いてやってください！！どうか是非……m(_ _)m (2021年4月2日 18時) (レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
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