29,妖しい力の正体は怨霊！ ページ34
「クックック…俺は支配者のスキルを学ばせてもらってるんだよ、このありがたい『小社会』でな！」
そう言うと、メラはニヤリと笑って、両手を勢い良く開いた。
ジンペイも続けて、左腕を思いっきり突き上げた。
その手首にはYSPウォッチが。
「お前の悪行、天が許しても、この俺の正義の心が許さないっ！」
そう言って、ビシッとメラを指差すジンペイ。
「いちいち刺さるわーっ！」
ヒーロー大好きマタロウ。ヒーロー感満載の台詞にノリノリで反応した。
ジンペイは続ける。
「俺は、力で人を従わせる様な奴が大っ嫌いなんだ！だから、この俺がお前を成敗する！！」
「成敗？分かってねぇなぁ。俺様が暴力によって君臨しているのに、なぜ何のおとがめも無いのか…」
「えっ…？」
予想だにしないメラの返答に、一瞬ジンペイの動きが止まる。
そして、とっさに『何か』を感じたAが右ローリング！
そしてそれから間も無く、
「うっ、ぐ…」
「な、何これ…」
マタロウとコマの苦しそうな声に、2人がとっさに振り返る。
すると、獅子黒が、マタロウとコマの首をつかみ、高く持ち上げていた！
「私が感じたのはアイツの気配だったのね…！」
ローリングでとっさに回避したAが、立ち上がりつつ言う。
そして、全てが分かったマタロウも続く。
「うっ…自分では手を下さない、って事か…！」
「ぐっ…そうみたい。それにコイツ、人間じゃないよ！」
苦しみつつもコマが発した言葉で、皆が全てを悟る。
「まさか！怨霊を子分に！？」
さすがのジンペイもハッとした表情だ。
「ほう、気付いたか。俺の舎弟、獅子黒カズマ君だ。手となり足となり働いてくれる、心強い味方だぜ」
「そうか…！実行犯は全てコイツなんだな！人間じゃないから、学校側も処罰する事はできない…！」
「だから、怨霊と戦える私達YSP能力者の出番って訳ね！」
コマの言葉に頷くと、Aはメラと獅子黒を代わる代わる睨んだ。
30,YSPメンバーVS番長補佐獅子黒！→←28,皆でノリノリダンス！
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純白の翼ことさくらもち - うーーん、次の話のところの字が見づらいです…でも、めっちゃおもしろろいので応援してます！！ (2020年11月3日 14時) (
レス) id: 89c1acd712 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - とっても楽しみにしています。 (2020年7月11日 21時) (レス) id: 2c5109f76b (このIDを非表示/違反報告)
ふぅわ(プロフ) - 初めまして！ふぅわと申します！ 凄くいい作品ですね！尊敬します！！ もしよかったら、こちらの作品には到底及ばず、まだまだなんですが、私の作品も見てくださると嬉しいです！ ずっと尊敬し続けます！！！(><) (2020年4月20日 15時) (レス) id: 179d3b1197 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 続編楽しみにしてます！ (2020年2月1日 19時) (レス) id: 8fbce785a8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - ミアさん» 全然返信できず申し訳ありません！いつもコメント本当にありがとうございます！…はい！アニメ超面白かったですね！「ゲスノート」はまだ見てなくて録画見るんですけど、昨日のアニメは見ました！確かに活躍してたし、ハッピーエンドで良かったです！ (2020年2月1日 17時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒメアミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HIMEHP/
作成日時：2019年12月23日 18時
