第１章 1,これがY学園だ！ ページ3
＿＿ボクらはかつて、人間ではない何かだった。だけどみんな、過去に自分が何者だったかを忘れているんだ……。
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ザ・女子、と言った感じの、パステルカラー一色、ぬいぐるみも山の様にある、なかなか広い部屋。
だが、壁には特撮ヒーローのポスターも貼ってある。
この部屋の主人であり、また、この物語の主人公である姫舞Aは、これまたなかなか大きいベッドで夢の中…
なーんて、安眠が続く訳は無く、
「Aー、起きなさーいっ」
と言う、母親の大声で、Aはベッドから飛び起きた。
寝起きの為、ぎこちない動きで目覚まし時計(目覚まし機能は壊れているが、可愛い為インテリアとして保存中)を手に取る。
「えーっと、7時25分。ジンペイとコマ君が来るのは7時40分。…えええええええ」
呑気に時間を読み上げていた10秒前の自分を羨ましく思いつつ、Aは
「どーしよどーしよどーしよ！！」
と連呼しつつ、クローゼットに飛び込み、前から用意してあった、今日から通う学校の制服に腕を通す。
A的には、結構センス良い制服だ。
呑気な事はさておき、Aは階段を駆け足で下りる。
「ママ、何で起こしてくれなかったのよ！」
「何度も起こしたって！」
アニメや漫画でお馴染みのやり取りをした後、ダイニングテーブルに置かれた朝食一式を食べる作業に取りかかる。
「待って、ジンペイの事だから、今頃熟睡中で、コマ君の手を煩わせてる所でしょ！…じゃ、まだ大丈夫よね」
ホッと溜め息をついたのも束の間。
ピーンポーン
「Aーーー！！」
「マジかああああ！！」
日頃滅多に口にしない「マジ」が飛び出る程、Aの衝撃はでかかった。
「私の耳がおかしくなければ、今のはジンペイの声よね？…嘘でしょ！こういう大事な日に遅刻するタイプなのに！」
そう、今日は大事な大事な入学式なのだ。
「ちょっと待って！」
転びそうになりつつも、Aはカバンを持って、ドアを勢いよく開けた。
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純白の翼ことさくらもち - うーーん、次の話のところの字が見づらいです…でも、めっちゃおもしろろいので応援してます！！ (2020年11月3日 14時) (
レス) id: 89c1acd712 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - とっても楽しみにしています。 (2020年7月11日 21時) (レス) id: 2c5109f76b (このIDを非表示/違反報告)
ふぅわ(プロフ) - 初めまして！ふぅわと申します！ 凄くいい作品ですね！尊敬します！！ もしよかったら、こちらの作品には到底及ばず、まだまだなんですが、私の作品も見てくださると嬉しいです！ ずっと尊敬し続けます！！！(><) (2020年4月20日 15時) (レス) id: 179d3b1197 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 続編楽しみにしてます！ (2020年2月1日 19時) (レス) id: 8fbce785a8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - ミアさん» 全然返信できず申し訳ありません！いつもコメント本当にありがとうございます！…はい！アニメ超面白かったですね！「ゲスノート」はまだ見てなくて録画見るんですけど、昨日のアニメは見ました！確かに活躍してたし、ハッピーエンドで良かったです！ (2020年2月1日 17時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒメアミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HIMEHP/
作成日時：2019年12月23日 18時
