猫65匹 ページ23
｢……とまあ、そんなことがあって敵の動きを警戒し例年使わせて頂いている合宿先をキャンセル｡行き先は当日まで明かさない運びとなった。｣
｢｢｢｢『え───!!』｣｣｣｣
｢もう親に言っちゃってるよ｣
｢故にですわね…話が誰にどう伝わっているのか学校が把握出来ませんもの｣
色々あって、夏休み!! 林間合宿当日!!
｢え？A組補習いるの？つまり赤点取った人がいるってこと！？ええ？おかしくない!?おかしくない!?A組はB組よりずっと優秀なハズなのにぃ!?あれれれれぇ!?｣
『殴って来ていいかな』
｢ほっとけ、どうせあいつも赤点だろ｣
『え、そうなんだ。じゃあ負け犬の遠吠えだね』
｢あぁ｣
それぞれのバスへ乗り込んで行く
『焦凍、肩貸してね。寝るから』
｢あぁ、膝枕でもいいぞ｣
『肩でいい、お休み…』
｢お休み、A｣
かすかに声が聴こえて目が覚める
『…ん？何〜？』
｢相澤先生が出ろだってよ｣
『ん〜、眠い〜……』
｢起きろ｣
『しょと、ぎゅ〜』
｢あぁ｣
『ん〜……』
｢…はぁ、抱っこしていくか｣
｢え、何?どうした!?｣
｢え!?犬猫さん!?｣
｢起こしたが起きなかった｣
｢非リア充への当て付けかよぉ…｣
｢おい、犬猫。起きろ｣
『…眠い』
｢…おい｣
『…へっ!?何で抱っこされてんの！ちょっ、下ろして！』
｢Aが起きなかったんだから仕方ねぇだろ｣
『っ!!わかったから下ろして!!恥ずかしい…』
｢分かったから暴れんな｣
『てか、ここパーキングじゃないよね』
｢ねえアレ？B組は？｣
｢お…おしっこ…｣
｢何の目的もなく、では意味が薄いからな｣
｢よ────う、イレイザー!!｣
｢ご無沙汰してます｣
｢煌めく瞳でロックオン!｣
｢キュートにキャットにスティンガー！｣
｢｢ワイルドワイルドプッシーキャッツ!!｣｣
｢今回お世話になるプロヒーロー、プッシーキャッツの皆さんだ｣
『あ、あれ…被ってる…猫…被った…』
｢大丈夫、Aの方が若いし可愛い｣
『…アハハ…そうだね…』
｢それに、俺はお前の方が好きだ｣
『っ…何ですぐそういう事言っちゃうかなぁ』
｢ここら一帯は私らの所有地なんだけどね、あんたらの宿泊施設はあの山のふもとね｣
｢｢｢｢『遠っ!!』｣｣｣｣
『あー、終わった。この先分かった』
｢まあ、こんなとこがパーキングなわけねぇよな｣
『気合い入れますか』
ふーっと伸びをして気合を入れる｡
｢悪いね諸君、合宿はもう始まってる｣
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こころ - PINKも良きですね！w応援してます！！ (2019年4月6日 16時) (
レス) id: 48f30e135c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：八姫 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/hachihime1202/
作成日時：2019年2月4日 22時
