このツンデレは轟くんの溺愛対象である〈轟焦凍〉 (ページ14)

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猫56匹イラスト公開！！ページ14

更衣室事件は無事解決し峰田くんは目をやられた｡さらに焦凍に思いっきりしばかれたそうだ｡

｢えー、そろそろ夏休みも近いがもちろん君らが1ヶ月休めるキリがない｡夏休み林間合宿やるぞ｡｣

全員が騒ぎ出し、やりたい事を言い出している｡肝試しとか花火とかカレー作りとか真面目に分析する人｡

｢ただし｣

この一言で教室は何事も無かったかのように静まり返る｡

｢今回の期末テストで合格点に満たなかった者は補習地獄だ｡｣

皆、頑張ろうぜ!と切島くん上鳴くん達が言い出すが、爆豪くんは興味が無いようだ｡

期末テストまで残り1週間となった｡テストは筆記と演習二種類ある。まあ、筆記は全くもって問題ないだろう｡問題なのは演習だ、内容が不透明過ぎて分からない｡

｢全く勉強してなーい!｣

と、美奈ちゃんや上鳴くんが言う｡

『え、大丈夫でしょ』

｢演習試験があるのが辛いとこだよな｣

｢｢ちゅ、中間1位!?9位!?｣｣

｢あんた達は同族だと思ってたのに～｣

『え、私ってバカに見えるの?』←1位

｢賢そうな雰囲気出してるけど実は馬鹿なタイプだと思ってた｣

『え、ちょっとショック』

｢峰田、お前みたいなやつはバカで初めて愛嬌が出るんだろうが!どこに需要あんだよ!｣

｢世界、かな｣←9位

『…ウザっ』

｢芦戸さん、上鳴くん!がっ頑張ろうよ!やっぱ全員で林間合宿行きたいもん!ね!｣←4位

｢うん、俺もクラス委員長として皆の奮闘を期待している｣←2位

｢普通に授業受けてりゃ赤点は出ねぇだろ｣←5位

『私寝てる時あるけどね｡』

｢殆ど寝てるだろ｣

『てへっ』

｢言葉には気をつけろぉ｣

｢お二人共、私、座学ならお力添えできるかもしれません｣←1位

｢｢ヤオモモ～｣｣

｢演習の方はからっきしでしょうけど…｣

｢…ん?｣

『焦凍、あんま見てあげないで』

｢そうか｣

｢お二人じゃないけどうちもいいかな?二次関数ちょっと応用躓いちゃってて｣

｢え?｣

『これは邪魔しない方がいいね』

｢今回はそっち行っていいか？｣

『分かった、お姉ちゃん達に言っとく』

｢あぁ、頼む｣