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《you》
SJ's「どうしたの？」
瑠璃オンニがふわふわと笑う。
２人の愛の巣は、一言で言うなら、明るい。
南向きのリビングには、太陽が降り注いで、温かい色の家具が配されている。
その中で、オンニはクッションを抱えて座っていて、オッパはキッチンで鼻歌を歌いながらコーヒーを淹れている。
A「オンニは、韓国に馴染めないって思うこと、ない？」
SJ's「例えば？」
A「……やたらと記念日やイベントやサプライズが多い…」
言ったら、瑠璃オンニは、あはは、と笑った。
それから、
SJ's「あそこにいる人ね、」
と、淹れ終わったコーヒーをカップに注いでいるソンジェオッパを指差した。
SJ's「兵役中もやたらと花束やら何やら送ってきたの」
SJ「…それがご不満？」
カップを運んできたオッパは、私の前にそれを置きながら拗ねたように頬を膨らませて言う。
SJ's「いいえ〜、毎回、それはそれは感動しましたけどね、」
SJ「じゃあ、なんだよ」
今度はオンニの前にカップを置きながら。
オンニはそれに、ありがと、と呟いてから、
SJ's「でも、ここら辺がむず痒いよね」
苦笑を浮かべて、首筋あたりを撫でた。
うん、そう、それ。
なんだか、むず痒くて、ソワソワする感じ。
SJ「今も？」
SJ's「育ってきた文化と違うから。ハヨンオンニやアミみたいに「当然ですけど、何か？」とは思えないなぁ。でも、」
コーヒーを一口飲んで。
SJ's「毎回新鮮な気持ちでドキドキするし、由香子オンニは「開き直って楽しんだが勝ちよ」って言うしね」
SJ「ドキドキ？」
SJ's「うん、いつもドキドキする」
SJ「楽しい？」
SJ's「うん、楽しい」
SJ「じゃあ、……幸せ？」
SJ's「ふふふ。うん、幸せ」
SJ「なら、良いや」
ソンジェオッパは、ご満悦な笑みを浮かべた。
どこまでも、「王子様」で「お姫様」な人たち。
A「楽しんだが勝ち、かぁ」
この国の人たちを私はとても好きだし、
この国も大好きなの。
ただ、時々、育ってきた環境と違いすぎて、戸惑うだけ。
SJ's「異文化体験だと思って、韓国式バレンタインを楽しむって、どう？」
オンニがふわっと笑うから。
A「うん、そうしよっかな」
そんな気分になる。
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hime(プロフ) - 鈴さん» いつもお立ち寄り&コメントありがとうございます(^ ^)なかなか更新できずにいますが、ソンモくんが帰ってきたら妄想もスピードも倍増したいです！またお立ち寄りください(*^o^*) (2018年4月15日 1時) (
レス) id: 674f15895d (このIDを非表示/違反報告)
hime(プロフ) - みさきちさん» コメントありがとうございます(^ ^)お返事遅くなってごめんなさい…(>_<)ファンだなんて恥ずかしいですけど嬉しいです！かなりペースが遅くなっていますが、頑張ります！ (2018年4月15日 1時) (レス) id: 674f15895d (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 楽しく読みました…有り難うございました♪☆達の彼女達も仲良しで良いな〜それぞれのペア会話も面白くて…。6人の話を待たせて下さいませ…。 (2018年4月8日 22時) (レス) id: bcaee24547 (このIDを非表示/違反報告)
みさきち(プロフ) - 突然すみません…毎回楽しく読ませてもらってるファン読者です、完成お疲れ様でした！次回作の超新星6人のお話も楽しみにしていますので、体調など気をつけてhimeさんのペースで執筆グァンばって下さい！いつも素敵な作品ありがとうございます♪リピ読みしまくりです♪ (2018年4月8日 9時) (レス) id: ff9a58fc68 (このIDを非表示/違反報告)
hime(プロフ) - poppyさん» いつもお立ち寄りありがとうございます(^ ^)なかなか更新できずにいましたが、バレンタインがどんどん遠のくので、気合いで更新しました（笑）。また少しずつでも更新したいと思っているので、遊びにいらしてくださいね！ (2018年4月5日 1時) (レス) id: 674f15895d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hime | 作成日時：2018年2月13日 1時
