4.her life ページ4
《her life》
アミオンニに、
アミ「飲もうよ」
って誘われた。
土曜の夜に珍しい。
A「ソンモオッパは？」
私と同じで基本的に土日は忙しいオンニは、週末休みが取れればソンモオッパとの時間に当てているはずだった。
アミ「釜山に行ってる」
A「え？釜山？いいなぁ…」
思わずポロリと口から溢れた本音に、
アミ「Aのオッパに呼び出されたって」
オンニはアハハッと笑う。
アミ「せっかくの週末になんでってブチブチ言いながら行ったよ」
なんで私を呼んでくれないの？って、一瞬思って。
あぁ、どうせダメじゃん。どうせ明日の土曜も午後から打ち合わせで、日曜はイベントの通訳じゃん。
分かりきったことを思い出して、私は溜息を吐くしかない。
兵役が終わったら。
［�）阿�るまで手を繋ぐ］
今すぐ繋いでよ。
［�∨阿�るまでキスする］
今すぐしてよ。
テーブルに出してあったスマホが震えて。
私の男おやすみ、Aちゃん
ほとんど強引に「私の男」なんて恥ずかしい設定にしたオッパは。
もう寝るの？
寝るよね、宿舎だもん。
外出も寝る暇もスマホを触れる時間も、全部管理された宿舎だもんね。
こてんって。
テーブルに頬を付けたら、軽やかな足音が近づいて、
SM「A先生、写真撮って来たよ」
ソンモオッパが私の正面、アミオンニの隣に腰を下ろした。
差し出されたスマホには、笑顔のホニョンオッパ。
大好きな人。
少しふっくらした？
逢いたくて仕方ない人。
…私が居なくても笑えるんだ。
目の前では、
アミ「思ったより早かったね」
SM「んー、面会時間は限りがあるからね」
アミ「オモニムたちに会ってこなかったの？」
SM「会った。一緒に昼飯食べた」
アミ「もう少しゆっくりしてくれば良かったのに」
SM「まぁね、でもアミに逢いたかったから」
なんて、当たり前に、普通に、同じ時を過ごしているオンニたちが居て。
なんで私は。
オッパと、当たり前に、普通に、同じ時を過ごせないんだろう。
お酒の力って怖いね。
気付いたら、号泣。
いい歳して声を上げて泣くなんて恥ずかしいって、頭の片隅では思っていても、止められない。
逢いたい。
逢いたい逢いたい。
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hime(プロフ) - 鈴さん» 鈴さんいつもコメントありがとうございます^_^初々し過ぎて肝心な時にワガママ言えない２人です…。温かく見守ってやってください。なかなか更新できないかもしれませんが、またお立ち寄りください♪ (2017年8月4日 0時) (
レス) id: 7e25c6d8a3 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - ジヒョ君も彼女も、ワガママ言わないんだね〜相手を想っての事だけどね！やりたい事が1つずつ実現した時の幸せを分けてもらいたいです♪ (2017年8月2日 21時) (レス) id: bcaee24547 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hime | 作成日時：2017年8月2日 2時
