Luv 9 KS ページ9
《Kwangsoo》
昼間の公演だったから良かったものの。
これが夜だったらどうするつもりだったんだか。
仲間に
KS「悪い、彼女が来てるから」
と断って後片付けを抜けて楽屋入口に急いだ。
後輩に
後「おお！スクープですね。SNSに載せちゃいますよ」
からかわれたけれど、
KS「シャレになんないからマジでやめろ」
俺の芸能人生をなんだと思っているんだ。
その後頭部を平手打ちして廊下を急いだ。
そういうのも、ヌナには悪いと思っている。
韓国の文化じゃ、トップ画面やアイコンを恋人にするのは当然で、自分たちの仲睦まじさを全世界に発信するのが普通なのに。
俺はヌナをSNSに載せるなんて些細なことでさえ、出来ない。
去年の誕生日なんて先の見えない関係に号泣させたし。
俺、最低。
でも、俺は我儘だから。
手離さないし、手離せない。
外への扉を開けたら。
駐車場の花壇に腰掛けているヌナが見えた。
少し離れていたって、瞬時でわかる。
相変わらず、俺のヌナは見惚れるほど綺麗だ。
コバルトブルーのワンピースにボタニカルのジャケット。
白のペタンコの靴にピンクの口紅。
俺の家族と来たからかな？清楚バージョンだ。
耳には、俺が贈ったフックピアスが揺れている。
何年経っても、経てば経つだけ、その中身もあいまって、惚れ惚れせずにはいられない。
KS「A！」
呼んだら。
顔を上げて。
ほら、その笑顔も最高に好きだ。
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hime(プロフ) - 鈴さん» 早速覗きにきてくれてありがとうございます^_^グァンくんはきっと一生ヌナに振り回されるんですよ（笑）くだけた感じで最後はほっこりしたお話にしたいなぁと思ってます♪ (2017年4月23日 9時) (
レス) id: ddedc4cb17 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - クダケタ感じで好きです…彼女達を’sで表すのも良いな〜！って思いました。やっぱり大変なんですね…電話後のグァン君は集中に欠けたかな〜！小笑。 (2017年4月23日 7時) (レス) id: bcaee24547 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hime | 作成日時：2017年4月23日 1時
