【名探偵コナン×ib】 精神の薔薇

40話 ページ41

飛んできたボールはメアリーに当たりメアリーは気を失ったようだった。

ギャリー「イヴ！」

コナン「イヴお姉ちゃん！」

下の階からコナンとギャリーがやってきた。

ギャリーは倒れているメアリーを目にした。

ギャリー「……………………」

しばらくの沈黙のあと、

ギャリー「イヴ！大丈夫！？………遅くなってごめんね！」

するとイヴはギャリーに抱きついた。

ギャリー「わ！ イ、イヴ！……ごめん……怖かったでしょもう大丈夫だからね……」

コナン「信じられないかもしれないけどメアリーは……人間じゃなかったんだ」

ギャリー「そう、ゲルテナの作品の一つ……。あの追いかけてくる絵の女とかと同じような物なんだと思う……」

コナン「見て！メアリーのはな造花だよ！」

ギャリー「あら、本当ね」

コナン(クソ、もっと早く気づくべきだった！)

ギャリー「あまりに普通に接してくるから気がつかなかったけど……。一緒にいると危険だわ、今もあと少し遅かったら危なかった………。かわいそうかもしれないけど急いでここから離れましょ！」

そして無事合流することができたコナンたちは階段前においてあったマネキンをギャリーにどかしてもらい先にすすむのでかった。

ギャリー「はあ…………ここにきてどれだけの石像をずらしたのかしら」

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